ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5
ー小鳥遊邸(庭)ー
梓「こんにちは。」
真桜「はいなの?」
梓「や、秋宵月ちゃん。悠いる?」
真桜「……庭で土いじりしてるなの。できるならとっとと学校に連れてって欲しいなの」
梓「はは、ごめん。俺もサボりだ。」
真桜「……茶はださねーぞなの」
梓「おじゃましま~す…」
悠「ふぅ…」
梓「お、居た。悠~。」
悠「あーー?なぁんで梓がいる?学校はどうした?」
梓「サボり。」
悠「ちゃんと学校いけよ。」
梓「そりゃ悠も同じだろ。」
悠「俺はちゃんと黒井先生に連絡入れたよ。ちょっと生理痛が重いんで休みますって」
梓「へぇ…先生なんていってた?」
悠「すぐ切ったからわかんにゃあわ」
梓「お前らしいな」
悠「まぁそれは置いといて何しに?」
梓「あー…なんとなくブラリと」
悠「ふぅん、っで本音は?」
梓「昼飯。」
悠「……」
梓「……」
悠「そこまで真っ正面から頼んでくるのは梓か紅くらいだ……。花壇の手入れ終わってからになるぞ」
梓「全然待つ、待つ。暇になったら寝て待つし。」
悠「あーそう…じゃ、待っててくれ。」
梓「おう……な、そこの椅子借りてい?」
悠「あー…」
梓「よいしょ…うお~いいな、丁度木陰にはいって庭一望できるし」
悠「まぁベスポジに置いてるからな…っか、一望もなにも猫の額ほどの庭だし。」
梓「けど凄いよな。この庭の手入れ全部、悠がやってるんだろ」
悠「……庭いじりは俺の秘密の趣味だからな。」
梓「ちょっと照れた?」
悠「照れてねぇよ。」
梓「今はなにしてんだ?」
悠「土作りだ。窒素、リン、カリの肥409と苦土石灰を混ぜてる。夏本番にはここに向日葵が咲き誇るぜ」
梓「向日葵か。」
悠「俺、花の中じゃ向日葵が一番好きなんだ。二番が薊(あざみ)で三番が桜」
梓「あざみって?」
悠「キク科アザミ属の多年草。英名はプラムドシステル。花言葉は報復、厳格、独立」
梓「もっとマイルドに」
悠「赤、紫、ピンク、紅紫、白の花色。綺麗だけどかなり鋭い刺がある。開花時期は3~10月、最盛期は4月原産地は日本の北半球……母さんが好きだった花だ。」
梓「ふぅん……。土いじりは母(はは)さん譲りか?」
悠「いや、コレは純粋な俺の趣味と生き甲斐。」
梓「野菜とかは?」
悠「たまに作るけど基本は花かな。梔姉さんから野菜と米はガンガン来るし。俺は調理するだけ」
梓「料理好きも母さん譲りか?」
悠「いや…料理は生きてくための選択肢だった。ま…だんだんと上手くなって…って、あんまり詮索すんな。恥ずかしいだろ」
梓「だって悠、普段昔話しないだろ。」
悠「過去は振り返らない刹那主義がなにいってる」
梓「それは俺。聞きたいのは悠の話し。」
悠「ま、機会がアレばな……よし、飯つくるかな。」
梓「大盛りで」
悠「まだなに作るかも決めたないのに…っか、めんどいから簡単なのしか作らんぞ」
梓「悠の簡単は手が込んでる」
悠「いや…素麺だから」
梓「手作りか?」
悠「作れないこともないが手作り素麺するなら買った方が数倍早いから…」
梓「こんにちは。」
真桜「はいなの?」
梓「や、秋宵月ちゃん。悠いる?」
真桜「……庭で土いじりしてるなの。できるならとっとと学校に連れてって欲しいなの」
梓「はは、ごめん。俺もサボりだ。」
真桜「……茶はださねーぞなの」
梓「おじゃましま~す…」
悠「ふぅ…」
梓「お、居た。悠~。」
悠「あーー?なぁんで梓がいる?学校はどうした?」
梓「サボり。」
悠「ちゃんと学校いけよ。」
梓「そりゃ悠も同じだろ。」
悠「俺はちゃんと黒井先生に連絡入れたよ。ちょっと生理痛が重いんで休みますって」
梓「へぇ…先生なんていってた?」
悠「すぐ切ったからわかんにゃあわ」
梓「お前らしいな」
悠「まぁそれは置いといて何しに?」
梓「あー…なんとなくブラリと」
悠「ふぅん、っで本音は?」
梓「昼飯。」
悠「……」
梓「……」
悠「そこまで真っ正面から頼んでくるのは梓か紅くらいだ……。花壇の手入れ終わってからになるぞ」
梓「全然待つ、待つ。暇になったら寝て待つし。」
悠「あーそう…じゃ、待っててくれ。」
梓「おう……な、そこの椅子借りてい?」
悠「あー…」
梓「よいしょ…うお~いいな、丁度木陰にはいって庭一望できるし」
悠「まぁベスポジに置いてるからな…っか、一望もなにも猫の額ほどの庭だし。」
梓「けど凄いよな。この庭の手入れ全部、悠がやってるんだろ」
悠「……庭いじりは俺の秘密の趣味だからな。」
梓「ちょっと照れた?」
悠「照れてねぇよ。」
梓「今はなにしてんだ?」
悠「土作りだ。窒素、リン、カリの肥409と苦土石灰を混ぜてる。夏本番にはここに向日葵が咲き誇るぜ」
梓「向日葵か。」
悠「俺、花の中じゃ向日葵が一番好きなんだ。二番が薊(あざみ)で三番が桜」
梓「あざみって?」
悠「キク科アザミ属の多年草。英名はプラムドシステル。花言葉は報復、厳格、独立」
梓「もっとマイルドに」
悠「赤、紫、ピンク、紅紫、白の花色。綺麗だけどかなり鋭い刺がある。開花時期は3~10月、最盛期は4月原産地は日本の北半球……母さんが好きだった花だ。」
梓「ふぅん……。土いじりは母(はは)さん譲りか?」
悠「いや、コレは純粋な俺の趣味と生き甲斐。」
梓「野菜とかは?」
悠「たまに作るけど基本は花かな。梔姉さんから野菜と米はガンガン来るし。俺は調理するだけ」
梓「料理好きも母さん譲りか?」
悠「いや…料理は生きてくための選択肢だった。ま…だんだんと上手くなって…って、あんまり詮索すんな。恥ずかしいだろ」
梓「だって悠、普段昔話しないだろ。」
悠「過去は振り返らない刹那主義がなにいってる」
梓「それは俺。聞きたいのは悠の話し。」
悠「ま、機会がアレばな……よし、飯つくるかな。」
梓「大盛りで」
悠「まだなに作るかも決めたないのに…っか、めんどいから簡単なのしか作らんぞ」
梓「悠の簡単は手が込んでる」
悠「いや…素麺だから」
梓「手作りか?」
悠「作れないこともないが手作り素麺するなら買った方が数倍早いから…」