ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】

ーラスタラヴー

紅「ちっす。」

澪「ひそひそ(あ、紅さん。いらっしゃい。)」

紅「お?どした小声で崇さんきてるのか?」

美喜「ひそひそ(ソファー見てみればわかるわよ。)」

紅「ソファー?」

悠「すぅ…すぅ…すぅ…」
六花「くぅ…くぅ…」

紅「(悠と六花が寝てたのか。いつから?)」

澪「(つい一時間くらい前にフラリと来たかと思ったら寝かせてってそのまま二人ともバターン。)」

紅「(なるほど、起こさないのか?)」

美喜「(まぁ、他にお客も居ないし…。て言うか、その寝顔見たら起こせないわよ。)」

悠「すぅ…すぅ…すぅ…」

六花「くぅ…くぅ…」

紅「(幸せそうな寝顔だな。)」

澪「(だろ…。なんか、起こすのがかわいそうでさ。)」

紅「(ふむ。どれどれ。)」
悠「んっ…すぅ…」

紅「(おー。やわらけ。)」
美喜「(なに、楽しそうな事してるのよ。)」

紅「(いや、なんか突っつきたくなってさ。リッカはどうかな。)」

六花「ぅぅん……くぅ…くぅ…」

紅「(こっちはプニプニだな。)」

澪「(紅さんって…割りとっか…かなり大胆だな。)」

紅「(やってみるか?)」

澪「(いや…やめとく。)」
紅「(そうか?じゃあ次は…みょーん。)」

悠「ふにぃ……」

紅「(おー伸びる伸びる)」

美喜「(わ、ほんと。なんかモチみたいね。)」

紅「(美喜のあねさんも触るか?)」

美喜「(触る、触る。)」

澪「(おぃおぃ…)」

美喜「(にょーん。)」

悠「うにー……」


美喜「(やーん。なにこれ。なにこれ。モチモチじゃん。)」

悠「うみゅー…」

美喜「(なにこのもち肌…普通にムカつくわね。)」
悠「うぎゅ…」

澪「(オーナー…ツネルのは止めたげろよ。)」

紅「(どれどれ、リッカは…)」

六花「う…みゅっ…」

紅「(おぉ…なんだろ。指が肌に吸い付くってかんじだ。)」

美喜「(あ、交代して、交代。)」

紅「(オーケー。)」

悠「うぅ…ん」

六花「むぅ…っ」

澪「(二人とも突っつき過ぎだ……)」

紅「(っか、俺的には悠の髪の毛が気になるんだよな。前髪長すぎだし。)」

悠「ん……」

紅「(うわ~。サラサラ。)」

美喜「(髪質細いわね。けど、癖あるみたい。ストパー当てたらもっと長いわよきっと。)」

紅「(天パには見えないけど?)」

美喜「(クセ毛よ。たまにストレートだけど、髪が伸びるとモサッとするタイプいるでしょ?)」

紅「(あーイヌちゃんがそうだったな…)」

美喜「(使ってるシャンプーなにかしら…艶ってるしツバキ?)」

紅「(リッカはなんか犬みたいな毛並みだな。フワフワしてて。)」

六花「あぅ…ん…」

美喜「(柔らかい髪質なのね。伸ばせばもっとかわいくなるのに。)」

紅「(短い方がリッカはいいだろ)」

美喜「(あら、紅はショート好き?)」

紅「(いや、長いと死角増えるだろ。リッカは蹴り主体だし。)」

美喜「(あのねぇ。リッカだって女の子よ?)」

澪「……(っか、なんも飲んでないな…。)」
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