ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

稲葉「改めて、ミッションは【ゾンビが溢れる街から県外への脱出】で、やっぱり「デッド◯イジング」でいきましょう」

悠「それなら…まだなんとか…」

澪「けど、どーゆーもんだゾンビって何感染だ?」

稲葉「そうねぇ…体液感染くらいでどうかしら」

翼「ふんふん…」

稲葉「キスは大丈夫だけどHはダメよ♪美少女ゾンビがいても」

悠「なんで、俺を見る…そこまで見境なくねぇよ」

ともき「それは動物には感染するのか?」

澪「あー犬とか怖いよな」

美喜「犬怖い…ゾンビ犬とかマジ無理……」

悠「いや犬より「げっ歯類」あと鳥類ヤバすぎ。積極的に人間襲う鳥とか超ヤバい。」

稲葉「たしかにねー。じゃあ動物もなしね。ちなみに、電気信号で動いているものとして、頭ぶっとばせば止まるとしましょう」

「「「了解」」」

悠「あとは何をもって人を襲うかだけど…音に反応とかだと共食いしないか?」

稲葉「それは二酸化炭素を感知してるってところかしら」

美喜「なりほど…やっかいね」

稲葉「あと、腕力はリミッターなし状態ね」

悠「抱きつかれたらアウトやんけ…ということは……あれ?死ぬ?」

稲葉「普通のゾンビでも思っていたよりヤバいかしら」

翼「いやいや、まぁまずは武器だろ。武器。銃火器があれば最高なんだけど」

悠「日本じゃなぁ…仮に銃が手に入る手段があったとしても弾の補充が難しいな」

ともき「とりあえず、このラスタ内で揃う物から考えるか…」

悠「バット、木刀…モップとかがいいな」

ともき「ナイフやピックは?」

悠「リーチが危うい。火炎瓶も考えたけど表面しか焼けないからダメだな」

稲葉「あと丸太よね」

「「「……」」」

悠「丸太……くそ重いからな?」

稲葉「あら…そう?」

悠「そりゃな、ゾンビは痛み感じないらしいし骨も断てない素人が刃物振り回すよりいいかも知れないけど丸太重いから!」

稲葉「あらそう?」

悠「たしかにリーチ破壊力共に申し分ない、技術もそんなにいらないし、それになにより超かっこいいけど…重いから!」

稲葉「あと「ベル◯ルク」のドラゴンスレイヤーとかもよさげよね」

悠「だからそんなもんまともにふりまわせるんだったら素手でゾンビ葬れるわ!!」

稲葉「あらそう」

悠「っか、「デッ◯ラ」の武器参考にしようと思ったけど…フランクさんも素手で十分以上に強いんだよ…。基本攻撃力がバカ高けりゃそりゃ何装備してもいいし…あてになんねー。」

翼「そうなると?」

悠「体鍛えるところから始めないとダメなのか…バイオでモラルなハザード中にいっしょにトレーニング?アホか……っか、大体ゾンビくらいバットで十分……あれ?死ぬ?」

稲葉「思ってたより強いわねゾンビ」
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