ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

六花「ちぇき~」

澪「いらっしゃい」

六花「ちょっと、アンプ借りますねー。」

美喜「いいわよ。自由に使って」

六花「ありがとうございまーす♪~♪~♪」

翼「宗方は歌うの上手いな」

紅「悠がボケないと死ぬように、リッカは歌わないと死ぬんだよ。呼吸と同じだ。」

翼「そのレベル?」

六花「壊したくはないのに~逃れられぬ定めはどこまでも~♪」

翼「なんの曲?」

澪「狂愛だな。」

美喜「そして誰もいなくなるのか?」

澪「U・Nオーエンは彼女なのか?」

紅「?」

美喜「こーゆー時は悠がいたほうがいいわね」

澪「ですね。」

六花「♪~…っと、そういえば悠くんは?」

翼「なんか、大切な漫画が出るとかで学校終わった瞬かん飛び降りてったな」

紅「飛び降りて?」

美喜「階段を?」

翼「窓から」

澪「窓?!」

翼「冗談だよ。」

美喜「……悠に毒されてるわよ」

翼「うわ…それは…自重しないと」

紅「悠もえらい言われようだな。」

六花「だねー。」

悠「うーす」

紅「お、噂をすればなんとやら。」

悠「ああ、壁にシロアリ、障子にメアリー的な?」

紅「あ、新ネタ。」

澪「だが、意味がわからん…」

悠「うむ、俺もノリで無理矢理合わせたから。繋がりとか無しだ。キラ☆」

美喜「キラ☆ってより…ウザ…ね」

六花「キラッ☆」

美喜「リッカの可愛さは銀河を超越するわ。」

悠「これが格差社会…」

翼「いや、違うだろ。それより本は買えたのか?」

悠「もちのろん!かずみ☆マギガ、おりこ☆マギガ」

澪「また、マギガ本か…悠マジはまりなんだな。」

悠「くちゃくちゃはまってる。」

翼「むちゃくちゃにだろ…」

悠「そりゃマミられるずぇ」

澪「マミられる?」

悠「マミさんが頭を丸かぶりされて帰らぬ人にそれからマミられるという言葉がうまれたのだー!」

六花「つまり悠くんはマミられたいとー?」

悠「いや、頭を丸かぶりされるのはちょっと…」

紅「っか、魔法少女ってことは…いつもの萌えってやつか?」

悠「いやいや、ところがどっこい…シナリオライターがヤバイ虚淵玄氏だ!」

美喜「だ!って言われてもね…」

悠「18禁ゲームメーカーニトロプラスを代表する脚本作家なんだぞ?悲しい暗殺者の物語り「PHANTOMーPHANTOMOFINFERNMー」に「吸血殲鬼ヴェドゴニア」は吸血鬼+仮面ライダー+血と硝煙の饗宴、「沙那の唄」は狂える血まみれ純愛もの……まさに血だまりプールな作品だらけなんだ」

紅「要約すると…?」

悠「バッドエンド作家。」
翼「バッドエンドか…あまり好きじゃないな……」

悠「ハッピーエンドは好きなんだけどな。俺はバッドエンド男だからなぁ……」
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