ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5
ー小鳥遊邸(道場)ー
悠「ブルーシートは広げたし、窓はあけた。準備オーケー。」
真桜「なら、とっととはじめろなのー。」
悠「って、真桜さんは手伝う気ゼロですか?」
真桜「当然なの。真桜は他にやることがある、暇じゃないなの~。」
悠「……」
ともき「相変わらず手厳しいな」
悠「アレはアレで可愛いとこもあるんよ。さて、じゃ悪いけど手伝ってもらうぞ。」
ともき「あぁ、なにすればいい?」
悠「俺が先に入って渡していくらかブルーシートに並べていってくれ。」
ともき「分ける物とかは?」
悠「種類別、まぁ見た目で判ると思うけど判らんかったら聞いてくれ。」
ともき「了解。」
悠「あ、その前に…」
ともき「?」
悠「エプロン姿、似合ってるよ……ともき。」
ともき「いいから、始めろ。」
悠「え、ナニを始めるの?」
ともき「帰るぞ」
悠「悪かった。ちゃんとやるから」
ともき「はぁ…」
悠「えーと…まずは…刀」
ともき「刀な。って…初っぱなからおかしいな」
悠「七~八割は武器だからな。まぁ模造刀だけど、落とすのだけは勘弁な。一応大事なコレクションだから」
ともき「わかった、わかった。」
~二時間後~
悠「三日月宗近、大典太光世、数珠丸恒次、鬼丸國綱、童子切安綱を向こうに置いてくれ、んで粟田口一傘子忠綱をそっちの箱に入れてくれ」
ともき「名前で言うなわからん。」
悠「ああ、スマン。天下五剣は向こうにおいてくれ。」
ともき「わかるか!」
翼「よーっす、遅れたぁ……って、なんだこりゃ」
ともき「あ、翼」
悠「お、ちょうどよかった。足元の錦包毛抜太刀と狐ヶ崎為次持ってきてくれ。」
翼「どれだよ…。」
悠「柄の部分が独特のが毛抜太刀だ。その空洞のやつ。」
翼「これかもう一本は?」
悠「河童のミイラの箱の側の刀。」
翼「河童の…って、河童のミイラ?!これか!開けるぞ」
ともき「ちょ、俺も見せてくれ」
翼「これが河童か…。」
悠「もちろん偽物、猿のミイラだけどな。」
ともき「猿かよ!っか、なんでそんな物がある…」
悠「ジジイが面白半分で盗んできたか拾ってきたかなんかで変なもんならゴロッゴロあるぞ。そっちの『土蛇』って箱」
ともき「これか……なんだこれ干物か?」
悠「ツチノコのミイラらしい」
翼「わぁ…嘘くせぇ」
悠「他にも龍の鱗(魚の鱗)とか妖精の粉(謎の粉末)とか蠱毒の壺とか妙な物ばっかりあるぞ。」
翼「どうすんだよこんなもん」
悠「どう捨てたらいいかもわからんから倉庫に突っ込んであるんだよ。」
ともき「っか、目的の蚊帳はあったのか?」
悠「いや、見当たらないんだよ…たしかここに片付けたらはずなんだけど……」
翼「うわっ!ドクロ」
悠「なに?こんなところにカラカサがあったか?」
ともき「そりゃロクロだろ。誰もわからんぞそんなネタ。」
悠「ですよねー(ともきはよくわかったな)」
翼「っか、このドクロ…」
ともき「うわ…角ある」
悠「まぁこれも作り物だけどね。」
ともき「なぁ、こっちには天狗の鼻って小箱が…」
ガンッ!
「「「!?」」」
真桜「お前ら……広げっちゃにするのはいいけど片付けはちゃんとしとけよなの」
「「「い、イエス…」」」
悠「ブルーシートは広げたし、窓はあけた。準備オーケー。」
真桜「なら、とっととはじめろなのー。」
悠「って、真桜さんは手伝う気ゼロですか?」
真桜「当然なの。真桜は他にやることがある、暇じゃないなの~。」
悠「……」
ともき「相変わらず手厳しいな」
悠「アレはアレで可愛いとこもあるんよ。さて、じゃ悪いけど手伝ってもらうぞ。」
ともき「あぁ、なにすればいい?」
悠「俺が先に入って渡していくらかブルーシートに並べていってくれ。」
ともき「分ける物とかは?」
悠「種類別、まぁ見た目で判ると思うけど判らんかったら聞いてくれ。」
ともき「了解。」
悠「あ、その前に…」
ともき「?」
悠「エプロン姿、似合ってるよ……ともき。」
ともき「いいから、始めろ。」
悠「え、ナニを始めるの?」
ともき「帰るぞ」
悠「悪かった。ちゃんとやるから」
ともき「はぁ…」
悠「えーと…まずは…刀」
ともき「刀な。って…初っぱなからおかしいな」
悠「七~八割は武器だからな。まぁ模造刀だけど、落とすのだけは勘弁な。一応大事なコレクションだから」
ともき「わかった、わかった。」
~二時間後~
悠「三日月宗近、大典太光世、数珠丸恒次、鬼丸國綱、童子切安綱を向こうに置いてくれ、んで粟田口一傘子忠綱をそっちの箱に入れてくれ」
ともき「名前で言うなわからん。」
悠「ああ、スマン。天下五剣は向こうにおいてくれ。」
ともき「わかるか!」
翼「よーっす、遅れたぁ……って、なんだこりゃ」
ともき「あ、翼」
悠「お、ちょうどよかった。足元の錦包毛抜太刀と狐ヶ崎為次持ってきてくれ。」
翼「どれだよ…。」
悠「柄の部分が独特のが毛抜太刀だ。その空洞のやつ。」
翼「これかもう一本は?」
悠「河童のミイラの箱の側の刀。」
翼「河童の…って、河童のミイラ?!これか!開けるぞ」
ともき「ちょ、俺も見せてくれ」
翼「これが河童か…。」
悠「もちろん偽物、猿のミイラだけどな。」
ともき「猿かよ!っか、なんでそんな物がある…」
悠「ジジイが面白半分で盗んできたか拾ってきたかなんかで変なもんならゴロッゴロあるぞ。そっちの『土蛇』って箱」
ともき「これか……なんだこれ干物か?」
悠「ツチノコのミイラらしい」
翼「わぁ…嘘くせぇ」
悠「他にも龍の鱗(魚の鱗)とか妖精の粉(謎の粉末)とか蠱毒の壺とか妙な物ばっかりあるぞ。」
翼「どうすんだよこんなもん」
悠「どう捨てたらいいかもわからんから倉庫に突っ込んであるんだよ。」
ともき「っか、目的の蚊帳はあったのか?」
悠「いや、見当たらないんだよ…たしかここに片付けたらはずなんだけど……」
翼「うわっ!ドクロ」
悠「なに?こんなところにカラカサがあったか?」
ともき「そりゃロクロだろ。誰もわからんぞそんなネタ。」
悠「ですよねー(ともきはよくわかったな)」
翼「っか、このドクロ…」
ともき「うわ…角ある」
悠「まぁこれも作り物だけどね。」
ともき「なぁ、こっちには天狗の鼻って小箱が…」
ガンッ!
「「「!?」」」
真桜「お前ら……広げっちゃにするのはいいけど片付けはちゃんとしとけよなの」
「「「い、イエス…」」」