ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

ともき「ちわっ」

翼「ちぃす」

美喜「いらっしゃい。」

ともき「サボりいます?」

美喜「あっちよ」



悠「あ~…めんどくせぇ」

金剛「蚊帳探して、虫干しするだけだろ。なんなら、俺がまた手伝ってやろうか?」

悠「摩耶になら頼むけどお前には絶体頼まん」

金剛「んだよ…。力仕事は俺のが役立つだろ」

悠「そうだな。けど、お前は前科があるだろ。いっきに運び出して備前焼の皿割ったっていうな。」

金剛「……あれは正直スマンかった。」

悠「いや、まぁ一緒に置いてた俺も悪いからいいんだけどな…」

ともき「二人してなんの話だ?」

悠「おっぱいは巨乳より微乳の方が感度いいって、ちっぱい最高みたいな話し」

金剛「してねぇな。」

悠「まぁ、俺の経験からしたら感度はデカさじゃなく人によるけどね。」

金剛「聞いてねぇし……っか、お前そんな寝てんの?」

悠「そいっぁいえねぇなぁ。」

翼「なんで江戸っ子…てゆーかちっぱいって?」

悠「ちっちゃいおっぱい。略してちっぱい。虫干しの話なんだが…」

ともき「お前の話の振りはもう少し余裕とかを見計らえないのか?」

悠「あぁ、いや、これ虫干しの話なんだけどね…」

ともき「そういう余裕の取り方じゃ無いんだけどな…」

悠「倉庫の中に蚊帳をいれててそれを探すんだけど…しばらく放置してたから倉庫が魔窟になりつつあるんだよな」

ともき「ふぅん。けど、なんで急に?」

悠「……まおが蚊の被害にあいだしてな、蚊帳を所望されたのだ。」

ともき「やっぱり真桜ちゃんか…」

翼「尻に敷かれてるな。」

悠「我が家の優先順位は真桜、マリオ、俺、バロンだからな。俺は下から二番目だ」

翼「猫以下?」

悠「はぁ…わかってねぇなぁ」

翼「うわ…なんか凄ぇ腹立つ顔された」

悠「いいか?マリオはカワイイ。超カワイイ。毛並み最高。にくきゅう超ぷにぷに。にくきゅう超ぴんく。耳が、鼻が、尻尾が…ありとあらゆる部分が最高。マリオより可愛くて美猫で賢い猫は居ない。そんなお猫様が…俺より上のわけないだろ。」

翼「は、はぁ……」

ともき「そうだな。マリオはすごくカワイイな。」

悠「えへへ~だろ~だろ~。超カワイイだろ~。最近なんかよ~俺が寝てたら必ずそばに来てな~…」

ともき「ひそひそ(親バカならぬ猫バカだから誉めたら満足するんだ)」

翼「は、はぁ…」

金剛「ひそひそ(けど、同時にマリオ(猫)ワードは地雷だからな…扱いには注意だ)」

悠「っで~もう毛並みが艶々してて~……っと、マリオ自慢してる場合じゃなかった。俺帰るわ。」

ともき「どした?」

悠「ホームセンターでごみ袋大量に買って帰るんだよ。きっとゴミもかなりの量が出るからな。」
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