ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

悠「小鳥遊悠」

優日「月見里優日」

ともき「中山ともき」

「「「鳥月山です」」」

悠「はい、名字の一文字から取り繕ったつぎはぎチームなんですけどね。」

ともき「事実だけどいきなり暴露することじゃないですよ。」

悠「でも、こうみえて我々のチーム、半分は優しさでできてますから。」

ともき「バファリン?っていうかもう半分はなんですか?」

悠「いやらしさかな。」

優日「私が優しさ、ともきくんが天然で、悠がいやらしさの要素だよね。」

悠「えへへ。」

ともき「照れる所じゃないし。今新しい要素出てきたよね?それに天然は優日だよな。しかもそのネタ、テンドンだし」

悠「おー抜かりないねぇ。ここが違うなぁ。」

優日「やっぱりここが違うね。ここが。」

ともき「二人揃って二の腕パンパンするな!これもテンドンだし」

悠「いやぁ、さすがに俺もポンポンネタ浮かびませんよ」

ともき「今いわない!」

優日「あはは。」

ともき「優日も普通に楽しまない…」

悠「楽しむことは大事だぞ。ともきだって楽しんでるんだろ?デートとかデートとかデートとか…あー妬ましい!!」

ともき「えぇ…勝手にいいだして勝手に切れたよ…。」

優日「悠のパルパルはないないして、ともき君は将来、つかさちゃんと結婚するけど…プロポーズの言葉とか考えてます?」

ともき「アナタのその断定と爆弾発言がもう怖いんですけど…」

悠「そりゃやっぱりアレだろ。毎朝君の味噌汁で顔を洗わせてくれないか…」

ともき「味噌汁で洗うか!朝から大惨事だ!」

優日「キッチンは妻の戦場だもんね」

ともき「いや…そうじゃなくて…」

優日「あと相手側へのご挨拶とかって緊張すると思うんだよね」

悠「一生に一度の大勝負だもんな。」

ともき「まぁ…そうなりますけど」

悠「もしかしたら、柊パパ。その時になったらすげぇ怖いかもしれないぞ。」

ともき「えぇ~…」

優日「なので、本番でミスしないように練習とかやっておこう。」

ともき「断定…俺に選択肢はないんだな。」

悠「じゃ配役決めないとな」

ともき「まぁ、俺は俺だよな。」

優日「じゃあ私かがみちゃんやるね」

悠「俺、参拝客」

ともき「配役おかしいだろ!!」

悠「冗談、冗談。俺柊パパ(怖いバージョン)な。」

優日「じゃあ、私つかさちゃんで……スタート」




ともき「お邪魔します。」

悠「紅白饅頭バーン!!」

ともき「うわっ??!」

悠「このヤロ、もっう一発紅白饅頭バーン!!」

ともき「って、うぉいい!!」

悠「え?」

ともき「なんだよ紅白饅頭バーンって」

悠「怖い人」

ともき「怖いじゃ無く頭おかしい人だろ…もう少し、普通にしろ」





ともき「お邪魔します。」

悠「やぁ、いらっしゃい。今日は大切な話があるそうだね」

ともき「はい…その…」

優日「娘さんを僕に下さい!!」

ともき「俺がつかさ役かい!!」

悠「あ、じゃあここの家の人呼びますね。」

ともき「お前は誰だよ?!いい加減にしろ!」


「「「どうもありがとうございましたー!!」」」
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