ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

澪「オーナーは?」

悠「とりあえずベットに置いてきた。今日は俺がヘルプに入るわ。」

澪「わかった。」

悠「しかし、夏バテにゃ早いよな。」

澪「いや、わからなくは無いだろ。この蒸し暑さだ気分が悪くなるのも無理はない」

悠「うむ…」

澪「どうかしたか?」

悠「いやぁ…蒸し暑くなるともうひとり…」

翼「ちわっ」

ともき「よっす」

優日「…ちぇき~」

鈴猫「あれ、美喜ちゃんは?」

悠「夏バテってぽいから仮眠室に閉じ込めた。」

鈴猫「えっ…」

悠「別に大したことねぇよ。っか、珍しい組み合わせだな。」

ともき「そこで偶然あっただけだ。」

悠「ふぅん。なんか飲むか?」

ともき「あっついから冷たいの頼む。ノンアルで」

翼「俺は、ちょっとだけアルコールいりの甘い系」

鈴猫「私もノンアルコールで」

悠「りょかい…。」

鈴猫「優日ちゃんは?」

優日「……」

悠「おい…。」

優日「ぁ…」

フラッ

翼「うぉっと!優日?!」

悠「翼、ナイスキャッチ。ちぇき~」

翼「ふざけてる場合か!」

優日「ぁぅ…」

鈴猫「どうしたの?!」

悠「やっぱりか…はぁ、翼ソファに寝かせてやってくれ。澪はちょっとタオル濡らしてくれ」

「「わかった。」」

優日「ぅぅ…」

悠「ちょっと、ズボンとブラゆるめるぞ。」

パチッ…ジー…

ともき「服の上からよく外せたな…」

翼「手慣れてる?」

悠「コホン、コホン。」

澪「悠、タオルだ。」

悠「おう。優日、帽子とってタオルおくぞ…しょ」

優日「ひや…冷たい」

悠「お前こんな日にタオルインニット帽って…死ぬぞ」

優日「あぅ~…こんな蒸れるとは思わなかった~」

鈴猫「あつけ?」

悠「あつけだ。っか、バカだよ。」

優日「バカっていう方がバカだよ~」

悠「やかましい。パンツ見るぞ」

鈴猫「悠?」

悠「冗談です。」

翼「はぁ…びっくりした。」

ともき「優日には夏場は死活問題になるんだな」

悠「そりゃこんな蒸し暑いなか暑いもん頭にかぶってたら頭がゆだるわ」

優日「明日からはタオルのみにしようかな…」

鈴猫「止めるって選択肢は無いんだね…」

優日「鈴猫さん…そんなことしたら私死んじゃうよ」

翼「生命維持装置かなんかか…」

優日「ほぼ同じかな」

悠「はぁ…どいつもコイツも…」

優日「悠~、冷たいのみもの~」

悠「やかましい、回復してきたなら甘えるな」

優日「えぇ~ここまできたら最後まで面倒見てよ」

悠「脱がして可愛がってやろうか?」

優日「それは結構です。」
悠「残念。」

鈴猫「……」

翼「鈴猫さん、呑みますか?」

鈴猫「呑もうかな…」

ともき「付き合いますよ」

鈴猫「うん、ありがと…」
59/100ページ
スキ