ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

悠「♪~♪」

美喜「……」

澪「……」

悠「♪~♪」

美喜「ねぇ…」

悠「おう?」

美喜「私の前でソレを読むのはナニ?本気のセクハラなわけ?」

悠「ソレ?」

美喜「アンタが今手に持ってる物よ」

悠「咲夜さんのアへ顔本……あ、読みますかふぁっ?!」

スコン!

美喜「誰が読むか!」

澪「すげぇ…真顔で読むかと進めたよ」

悠「痛っ…王冠(ビール瓶の蓋)でヘッドショットされるとは……咲夜さん本以外にも早苗アへ本とおくち合同誌ならあるけど?」

美喜「アンタの鞄にはエロ同人誌しかはいってないのか」

悠「今日はそうかな。」

澪「学校に18禁本持っていくお前の勇気に完敗だよ」

悠「そんなに尊敬するな。」

澪「だいじょぶ、尊敬は一切してない。」

悠「恥ずかしがり屋だな。そんな澪にはマミさん本を貸してやろう。読め。」

澪「あれ、強制?」

悠「三冊あるけどどれがいい?全部純愛系だけどマミさんの本はやっぱり純愛がベストだからいいよな。それとも…ゆうかりん本いっとく?」

美喜「話し聞いてないわね。」

澪「せめて一般のはないのか?」

悠「家に来てくれたらいっぱいあるんだけど手持ちでは無いな。」

澪「なら、借りるのは今度にしとく。」

悠「オーケイ。っか、話しは変わるけど、美喜そろそろジャージ暑くね?」

美喜「平気よ。」

悠「なんで?」

美喜「ふふん。見てみなさい」

悠「……あ、これメッシュか」

美喜「夏用のジャージよ。通気性完璧」

悠「ほー…もうちょい引っ張ってくれね?」

美喜「は?」

悠「いや、あと少しで谷間が見え…ぷぁっ?!」

美喜「なに、どうどうと見てんのよ」

悠「見せてきたの…そっちなのに」

美喜「私が見せたのはジャージで胸じゃない!お金とるわよ!」

悠「二万でどうだ?」

澪「悠、目がマジだぞ」

悠「おっと、すまん。ついついカリスマがあふれでてしまったよ。」

美喜「カリスマがなんたるかを一度調べ直して、病院いきなさい。」

悠「手厳しいなこりゃ……じゃあ、病院いくまえに美喜に問診してもらおうかな胸の辺りとか下腹部とか」

美喜「アンタ…今日はセクハラが一段と酷いわね」

悠「セクハラポイントを稼いどかないと、セクハラマスターの称号が失われるんだよ」

澪「無くした方がよくないか?」

悠「ダメだよ…。セクハラしないと俺は今の姿を保てなくなる」

美喜「なんになるのよ」

悠「……」

澪「考えて無いなら適当なこというなよ…」

悠「ちょい待てよ、ちょい待てよ……アレだその……ぴ、ピーマンとかになる?」

美喜「澪、今週のシフトなんだけど、この日の休みを…」

澪「あ、全然大丈夫ですよ」

悠「シカトはやめたって~…」
57/100ページ
スキ