ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーまるや(天ぷら屋)ー

悠「うおぉ…腰と腕が痛ぇ…」

金剛「鈍ってんじゃね?」

悠「お前がビルトアップしすぎなんじゃい!くそ重たいっ…あいたた…」

金剛「紅ぐらいにしとけばいいのに俺を乗せたからだろ。」

悠「100キロ超えはお前くらいしか思い浮かばんかったんだからしゃあないだろ」

金剛「バーベルでも乗せときゃいいだろ」

悠「落としたら大惨事だよ…」

金剛「くくりつけとけ。」

悠「なにが悲しゅーてバーベル背負て腕立てせにゃあかんのじゃい」

金剛「マゾいからじゃないか。」

悠「……んな、わけないだろ。」

金剛「なんだ、今の間は…」

悠「冗談だ。それより金剛なんにする?」

金剛「ねえさん、今日のオススメは?」

お姉「キスのいいのがはいってるよ。あとは馬鈴薯の天ぷらとか」

金剛「いいな、その二つに牛肉ロールの天ぷら揚げてくれ」

お姉「はい。」

悠「俺は海老三本、チーズササミ、タラの芽、カボチャで…あと、お姉さんのキスください!」

金剛「無視してくれ。あとビール大ジョッキと冷酒で」

お姉「はーい」

悠「金剛…なぜ、俺の邪魔をした」

金剛「おっさん臭いセクハラするな…」

悠「四季のセクハラマスターにセクハラをやるなって…死ねと?」

金剛「お前のセクハラは呼吸レベルなのか」

悠「生命維持という点なら同じだな。」

金剛「アホか」

悠「アホじゃないバカだ。」

金剛「同じだろ」

悠「ちげぇよ。アホは救いようがない。バカは愛すべきバカになれる。」

金剛「そうかい…」

悠「なにか、問題でも?」

金剛「別に…。」

悠「っか、腕いてぇよ、腕…」

金剛「湿布でも貼っとけ。」

悠「マッサージを要求する」

金剛「ぶん殴ればいいのか?」

悠「乱暴にされるのは嫌いじゃない……」

金剛「ゾッとするから止めろおぉ!」

悠「まぁ、それ以上乱暴にするのは好きだけどね……なんちゃって」

金剛「お前の性癖なんか毛先も興味ねぇから!」

悠「まぁ、貧乳、貧乳。」

金剛「あ?」

悠「あぁ、落ちつけだ。」

金剛「なんで、貧乳?」

悠「落ちつけ→もちつけ→ぺったん→つるぺた→貧乳」

金剛「原型がないな…」

悠「金剛、ちゃんとツッコンでくれよ。あのままだとただの貧乳好きに思われるだろ。大好きだけど」

金剛「判るか!」

悠「ふぅむ…やっぱり摩耶がいるな。」

金剛「あぁ…元気してっかな」

悠「本当にな…早くあってギュッてしてペロペロしたいわ。」

金剛「ペロペロは止めろ…」

悠「摩耶なら全然いけます。むしろ下手な女より完璧です」

金剛「いっぺん摩耶にどつかれてしまえ。」
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