ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

紅「うーん、三百?」

千夜「二百が限界だろ」

亮「いや、五百はいけるって」

ともき「いや、五十前後じゃないか?

翼「みんなの間をとって百かな」

六花「ちあー…なにしてるのー?」

紅「おう、ちぇき。今から悠が腕立てするんだけどな金剛の旦那乗せて何回できるかってかけしてんだ」

金剛「……」

悠「よし、金剛乗れ」

金剛「いいんだな。よいしょ…」

悠「っ…重…ちょ、まて、予想以上に重い」

金剛「降りるか?」

悠「試しに二、三回やってみる…っ…しょ。っ…しょ。」

紅「おースゲ、やれてるじゃん」

千夜「けど、ありゃ三桁はいかないだろ」

六花「いや、悠くんなら千回くらいできるよー。」

ともき「千回は無茶だろ」

悠「っ…しょ。っ…しょ。っ…しょ。」

亮「いい感じになってきたな。」

翼「19.20.21…」

美喜「ていうか…なんでココでやるかなぁ。」

澪「冷房が効いてる場所で広いとこがここしかなかったそうです」

美喜「身体鍛えるなら汗だくになりなさいよ…」

澪「ですよね…」

悠「っ…しょ。っ…しょ。」


崇「……アレは何してる」

澪「崇さん、いらっしゃいませ。腕立てが何回できるか数えてるんですよ」

崇「暇な奴らだ。」

美喜「まったくだわ。ターキーでいい?」

崇「いや、今日はビールだ。」

澪「崇さんも暑い日はやっぱりビールがいいですか?」

崇「そうだな。……ふぅ」

澪「おかわりいれますね。」

崇「あぁ…」

美喜「アンタもグイグイ飲むわよね。」

崇「……ふぅ」

澪「お、おかわりいれますね。」

美喜「……澪、大ジョッキに代えなさい」

崇「いや、中のままでいい」

美喜「いちいち、引かなきゃいけないわよ。」

崇「構わん。デカイジョッキはあまり好きじゃない」

澪「持ちにくいですか?」

崇「……ふぅ。いや、デカクなると泡が無くなるからなグラスくらいがちょうどいい。」

澪「泡を楽しむってやつですか」

崇「あぁ…澪がいれるのが上手いのもひとつだ。」

澪「はい?」

崇「下手な奴は泡が弛い。お前のいれる泡は細かく美味い。」

澪「あ、ありがとうございます。」

美喜「ビールと泡の対比は7:3が一番らしいわね」

崇「そうか。……ふぅ」

澪「おかわりいれますね。……あ、もしかしたら俺の技術じゃなくサーバーがいいんだと思いますよ」

美喜「それはないわよ。このサーバーは古いやつだからね。上手にいれるのは難しいのよ」

崇「新しいのは買わないのか」

美喜「そうポンポン買えないわよ。崇が買ってくれるなら話しは別だけど。」

崇「そういう事は貢いでくれそうな奴にいえ。……ふぅ」
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