ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

悠「ちぇき、なぁちょっといいか?」

美喜「なによ、来て早々藪から棒に」

悠「いいえ壁から釘です。」

美喜「それで?」

悠「うむ、美喜。ちょっと歌ってみてく痛い!ヒャドるなよ…暑いからちょっと気持ちいいけど」

美喜「音痴の私に当て付け?花描もアンタも?え?」

悠「美喜さん、怖いっす…」

澪「ただいま戻りました。それと、お客さんです」

ともき「あ~、涼しい」

翼「今日暑すぎだよな」

紅「ちぇき」

悠「助かった…」

紅「悠どした?なんか顔色わるいぞ」

悠「ちょっとゾクッとしただけだ…」

紅「?」

悠「っか、暑いよな。もうこれからはきっと毎日暑いって一回はいうよ」

翼「余計暑くなるぞ」

悠「燃えるほどヒート!震えるほどハート!刻むぜ魂のビート!」

ともき「暑苦しい…」

悠「好きだろ…熱いの?」

ともき「肩を組むな…本当に暑いから」

悠「やらないか?」

ともき「離れろ!」

悠「照れ屋さんめ」

紅「アレはちぇきなのかな?」

翼「いや、違うでしょう」

悠「ただ、暑くなると良いことも多い。まず、ビールがうまい。次に布の面積が少なくなる。ホットパンツサイコー。ブラチラサイコー。」

ともき「結局いきつくのはそこなんだよな」

悠「うむ、だからこの時期は六花の店に顔を出しまくる」

翼「なんで?」

悠「そりゃ…」

六花「こんにちはー!」

悠「ノーブラにタンクトップにプリスカだから。」

ともき「最低だ…」

六花「?」

美喜「リッカ、ブラはつけなさい。めんどくさくても」

六花「最近はつけてますよー。ヌーブラ」

悠「えぇ…」

翼「心底残念そうな顔するなよ」

悠「残念以外のなにもんでもねぇよ!」

六花「悠くんはなに叫んでるの?」

悠「リッカがノーブラじゃないという真実にがく然としてるんだ。」

六花「頭わいてる?」

悠「まだ、半分は大丈夫だ」

ともき「半分は溶けてるのか…」

悠「ときどき、ちゃぽんちゃぽんいうんだよ。」

翼「それはもう本当に病院いってこいマジで」

悠「怖いから嫌」

美喜「ちゃぽんちゃぽん聞こえた方が怖いでしょ…」

六花「冷凍庫に入ってればなおらないかなー?」

悠「いや、俺冷凍保存はできないよ?」

美喜「したくないわよ。」

悠「あ、冷凍保存っていえばゴキブリって冷凍庫で凍ってもレンジでチンしたら蘇生するらしいな。」

ともき「それ都市伝説かなんかだよな…」

翼「体験談だったらマジで引くからな…」

悠「いや、さすがの俺も冷凍庫にゴキブリはいれないって」

澪「ゴキブリ以外はいれる気か?」

悠「蛇とかはな。」

六花「なんで蛇?」

悠「沖縄のお土産でたまに蛇のぶつ切りを貰うんだ。わりと美味いぞ。」
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