ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

悠「…………おっと…寝てたか。」

鈴猫「あ、おはよ。」

悠「おー…はよー……って…今何時?」

鈴猫「十時半。」

悠「まだ…そんなもんか…コクリコクリ」

鈴猫「まだ眠たいならソファで寝たら?」

悠「あー…ぅ…ん…」

鈴猫「悠?」

悠「すぅ…」

鈴猫「ね、誰か肩貸してくれない?」

ともき「あ、やるよ。」

鈴猫「じゃそっち側、お願いね。よいしょ」

ともき「よいしょ…」

悠「すぅ…んぅ…」

鈴猫「重っ…」

ともき「金剛さんがいりますねっと…。」

悠「すぅ…すぅ…」

鈴猫「ホントに子供みたい」

ともき「気がついたら寝てますからねコイツ。」

美喜「本能でしか生きてないんじゃない?食う寝る遊ぶみたいに」

翼「ぷっ」

鈴猫「悠はもっと色々考えてるよ!」

ともき「ちぇき~」

鈴猫「ともきくん!」

ともき「いや、悠の癖がつい」

悠「すぅ…すぅ…」

美喜「憎たらしいくらい熟睡してるわね。澪、なんか適当にかけといてあげて」

澪「わかりました。」

鈴猫「……」

美喜「なに?」

鈴猫「美喜ちゃんって、なんだかんだで##NAME1##優しいよね。」

美喜「…私は誰にでも優しいわよ。」

ともき「おや…」

翼「へぇ…」

美喜「なに?」

ともき「いや、なんでもないですよ。な?」

翼「そうそう。」

美喜「なんっか釈然としないわね。……それより、鈴猫はいい加減、ソイツをどうにかしたら?」

悠「すぅ…すぅ…」

鈴猫「ど、どうなかって……どうにもならないし」

美喜「……そうよね。アンタたちでなんとかならないの?」

「「無理です」」

澪「ハモったな。」

ともき「いや、これいっていいのかわからないけど……鈴猫さんは悠にはもったいないって思うんだけど」

鈴猫「ぇ?」

美喜「そんなのはじめからわかってるわよ。」

鈴猫「えぇ?」

翼「というか、鈴猫さんの好意を無視してる時点で悠がアレな気もする。本当に二次元か男が好きなのかも…」

鈴猫「ええぇっ?!」

悠「うるせぇー!寝れないだろ!」

「「「寝るな!」」」

悠「うわ、なにこのフルツッコミ…。」

鈴猫「……」

悠「ぁん?鈴猫どうかしたか?顔色悪いぞ。」

鈴猫「……悠って男好き?」

悠「まぁ、好きかな。摩耶、ともき、千夜、翼、亮、紅数えたらきりないし。」

ともき「そうじゃなくてな…もうちょい上の意味で」

悠「ともきは俺の嫁て意味か?」

ともき「違う。」

悠「周知の事実だろ」

ともき「根も葉もない事をいうな。」

悠「いっひっひ。照れるなよブラザー。」

翼「あんな調子だしたぶん、大丈夫ですよ」

鈴猫「安心していいのこれ?」

美喜「私に聞かないでよ…」
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