ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

悠「あちい…」

ともき「確かに…昼間はもう暑いな。」

悠「あーダメだ。美喜ビールビアくれ」

翼「じゃあ俺も」

美喜「澪、ビールビアふたつ」

澪「はい。ビールビア」

悠「なんで、美喜、澪とバトン式になってるんだろうね」

美喜「私が作るのめんどくさいからよ。」

悠「わぁ正直~」

澪「ともきは?」

ともき「ノンアルコールのをもらおうかな。」

澪「じゃあ、レモネードでいいな。」

ともき「どうも」

千夜「…よす」

紅「ちぇき」

悠「ちぇき~。」

紅「さっぱりして冷たいのひとつ」

千夜「炭酸水」

澪「わかった。」

悠「しかし、夏が始まりだすとダルいけどテンション上がるよな。」

ともき「悠は夏男だからな」

悠「あ、俺って夏っぽい?」

澪「秋とか冬ではない感じかな。紅さんも夏って雰囲気かな」

紅「夏は嫌いじゃないぞ。けど、俺ってデカイから炎天下に歩いてると頭のてっぺん焼けてるじゃないかってくらい暑くなるんだよな」

悠「俺は目の前が汗でべちゃべちゃになる。」

千夜「髪切れ…」

美喜「ともきは春って気がするわね。」

ともき「そうかな?」

悠「まったりぽかぽか、つかさとラヴラヴみたいな。」

ともき「をぃ」

悠「あ、まったりぽかぽか、俺とラヴラヴか。」

ともき「翼もなんとなく春って気がするな。」

悠「おー…露骨に無視ですか」

翼「春、春か。昼寝には最適だからいい季節だよな。」

悠「ハーレム上等だしな。」

翼「冬は誰かな。」

悠「はい、また無視入りました。」

ともき「千夜じゃないか?」

千夜「あ゛?」

紅「千夜ちゃんは夏ぽくね?」

悠「クール&ホットだから分けにくいんだよな」

千夜「知るか…」

ともき「冬と夏ならどっちが好き?」

千夜「……冬だな。キンキンに冷えてもバイクでかっ飛ばすのが好きだ。」

翼「あぁーわかるなぁ」

悠「バイク乗りは納得なのか」

紅「っか、バイクなら夏の山とかじゃね?乗らないからよくわからないけど」

千夜「それはそれで楽しいな…」

悠「夏なら山より海だよ。海。水着サイコー。」

ともき「目的はソッチか…」

悠「山で浴衣に花火も悪くないけどね。ただ、蚊がなぁ。」

翼「あー…夜寝てるときに刺されたり、耳元飛ばれたりして起こされたらイライラするもんな」

悠「俺起きてる間は冷房平気なんだけど寝てるときは窓開ける派だから割りと蚊が入ってきてたまに大戦争になる」

ともき「ノーマット置いとけ」

悠「いや、武力介入だ。世界の痒みを修正する。」

紅「カッコいい!」

千夜「アホか…」
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