ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

ともき「ちぇ…こほん。ちぃっす」

翼「……(いま、ちぇきっていいかけたな)」

澪「いらっしゃい。」

悠「ちぇき~翡翠引き取りに来たんだけど…」

澪「(立ち直り早いな…)あっち。」

美喜「この髪型自分でやってるの?」

翡翠「…フルフル、しぜんになる…」

鈴猫「触ってみていい?」

翡翠「…コク…」

鈴猫「わぁ、髪ふわふわ~。すごい柔らかいね。」

翡翠「…///…」

美喜「それにいい匂い、シャンプーなに使ってるの?」

翡翠「…ゆうとおなじの…」

美喜「アレと?」

悠「アレっていうな。」

ともき「花油のシャンプーだよ。」

翼「花油?」

悠「花から絞った油をシャンプーに加工したやつだ。梔姉さんからもらってる。ある意味オリジナルブランド花以外のもある。俺が使ってるのは柑橘類のシャンプーだ。」

ともき「俺も分けてもらってる」

美喜「アンタの髪が無駄に艶々なのはそのおかげなわけね。」

悠「無駄とかいうな。これでもキューティクルには気を使ってるんだ。前髪だけ。」

鈴猫「全体に気を使おうよ…」

悠「あ、けど、翡翠とまおの髪は毎晩俺が乾かしてるぞ」

翼「そうなんだ。悠、何だかんだで手先器用だしな」

翡翠「…てくにしゃん…」

美喜「……」
鈴猫「……」
澪「……」
ともき「……」
翼「……」

悠「全員で見るな。興奮するだろ。」

翡翠「…?…」

悠「ただ、翡翠の髪は特別だからな。なんかい直しても猫耳ができる。」

ともき「くせ毛なんだな。」

翡翠「…しゅん…」

翼「別にけなしてるんじゃないよ。」

鈴猫「うん、すごくかわいいよ。」

翡翠「…すずねさんもかわいい…」

鈴猫「ふぇ?!」

悠「子供に照れさせられてらぁ」

鈴猫「う、うるさいなぁ//」

悠「おーおーツンネコが降臨だ」

ともき「なにげに猫率高いな」

翼「鈴猫さんと翡翠ちゃんか」

翡翠「…にゃー…」

鈴猫「に、にゃ?」

ともき「あと、もう一匹いるだろ。やっかいな猫が」

悠「あー?」

ともき「首輪は着けない、イタズラばっかで、甘えてきたと思えばすぐ逃げる…」

悠「猫は自由気のままに生きるもんさ。」

翡翠「…じゆう?…」

悠「翡翠は飼い猫になっていいんだぞー。将来いい旦那さんのなー」

翡翠「…だんなさん…」

悠「そっ、ともきや翼みたいな男と一緒になれば幸せにしてく、いひゃい、ひゃんでひっはる(なんで、引っ張る)…」

翡翠「…フカーッ…」

美喜「やだ、かわいい威嚇…」

悠「うりうり~」

翡翠「…フカッ…にゃぁ~…」

鈴猫「……(いいなぁ)」

ともき「ちぇき~」

翼「ちぇき~だな。」
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