ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】5

ーラスタ・ラヴー

悠「いっひっひ。」

美喜「キモッ?!」

悠「おい…いきなり『キモッ?!』はねぇだろ。」

美喜「初っぱなから笑うからでしょ」

悠「俺がわるいん?」

澪「まぁ…その笑いかたは仕方ないかな。」

悠「じゃあ、しばらくは、きひひひっでいくか」

ともき「見事に改悪だな…」

美喜「それでなに気味の悪い笑いしてたのよ」

悠「いやぁ、昨日いいもの見てな。」

美喜「……」

悠「なんだその軽蔑の眼差しは…興奮するだろ」

美喜「ド変態め…。」

悠「これに関しては七割ジョークだ。」

澪「残り三割は聞かないでおこう。」

悠「っか、アレだぞいいものって、パンチラやパンモロやブラチラじゃないぞ」

ともき「すでに片寄ってるな。で、結局なに見たんだ?」

悠「翼のあられもない姿」

CM:詳しくは翼君の本家で『満足部屋』をチェケラ!

美喜「……やっぱりそっちの気があるのね…大丈夫、出禁にはしないわよ…」

悠「あのリアルに哀れむ目で見ながら、やさしい言葉かけるのやめてください。俺は純粋に女が好きですから。」

ともき「けど、時々本気で解らなくなるからな…」

悠「しゃあないだろ。カワイイは正義だから。ぶっちゃけ、摩耶となら寝れるといっても過言ではない。」

澪「をい…」

悠「男の娘って萌えるよな、な?」

ともき「なんで俺を見る?」

悠「いや、ともきもかなり良い線いくから。ある程度着飾ってくれたらキスくらい余裕です。」

ともき「やめろ…全然誉められた気がしない」

翼「よっす。」

悠「お、渦中の人物がきた。」

翼「なんの話だ?」

悠「ともきと翼が女装したら、キスくらい余裕で出来るって話」

翼「……喧嘩売ってるのか?」

悠「か弱い俺に手を挙げる気か…」

翼「どこがか弱いだ…」

悠「意外と知られてないが俺はナイーブなんだよ。」

ともき「うるさいよ。」

悠「……あれ、じゃあ俺は今なかなかいいポジションじゃね?」

美喜「なにがよ」

悠「ほら、右にともき、左に翼で両手に花。」

翼「……」

ともき「……」

悠「二人で熱い視線を注がないでくれ、恥ずかしいだろ。」

ともき「…指を後ろ髪に絡めるな」

翼「…膝に手を乗せるな」

悠「ガードの固いお嬢さんたちだ。」

ともき「お前なぁ…」

翼「っか、それならお前だって女みたいな髪だろ。」

悠「貞子って意味ですね。わかります」

翼「ここぞとばかりに…」

悠「それに俺は髪フェチだけどな、自分の髪をいじる趣味はない!だけど人の髪は触りたい、鋤きたい、縛りたい、匂いたい!」

澪「そこまで言いきったら漢だよ…」

悠「っー訳でどっちか、デートしないか?」

ともき「するか!」

翼「断る!」
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