ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】4

ーラスタ・ラヴー

ともき「ちわっ」

翼「ちぃっす」

千夜「よう」

紅「うっす」

亮「おす」

翼「あ、ちょうどいい人が揃ってる」

千夜「…なんだ?」

翼「悠って死なないのか?」

「「「……」」」

翼「ごめん、言い方が悪かった。巷に流れる小鳥遊悠不死伝説の真相はどうなのかなって意味でだよ。」

紅「あー…死なないんじゃないか」

亮「生命力はゴキブリ以上だしな」

千夜「……ああ」

ともき「って、ことは皆も悠は死なないんじゃないかって思ってるんだ」

千夜「……死なないはあり得ないとしても、アイツは根本的な何かが違う」

紅「お、千夜ちゃんが珍しく語ってる」

千夜「……」

亮「何が違うかはわからないんだな。ま…普通じゃないのはわかるんだけどな」

翼「それが何なのかは解らない…っと。」

紅「ほら、俺らって頭使うタイプじゃないからさ。分析とかは…あれ誰の分野だっけ?」

亮「紅くんの所なら禅くんじゃないのか、または…虎狗琥さんとか」

千夜「……うちは氷室さんが綱だからな。あの金髪触角には話したくねぇし。」

紅「あ、あと真桜の嬢ちゃんがいるな。よし呼ぶか。」







禅「それで……呼ばれ…ました…か。」

真桜「……」

紅「いっちょご教授頼む」

真桜「めんどくせーなーのー」

亮「あとでなにか奢るから」

真桜「ウニ頭、真桜はそんなに安い女じゃないぞなの」

翼「相変わらず…キツい娘だな」

ともき「あのくらいじゃなきゃ悠に付き合えないってことだよ。」

禅「まぁ…せっかく…ですから…俺のデータを…お見せ…します…。秋宵月…さんも…よかっ…たら…ご意見…を…いた…だけ…ませんか?」

真桜「しかたねぇななの。」

禅「あり…がとう…ござい…ます。悠さん…が…死なない…理由は…単純…にてタフ…だと…俺は思います」

亮「そりゃ…解るけど普通バットで頭しばかれたら逝くぞ。」

紅「えへへ。」
↑フルスイングで打ったやつ

千夜「照れんな…」

真桜「その件は…悠の頭蓋骨が異様に硬いとしかいえないなの。」

ともき「アイツ、石頭だからな…」

亮「石っか金剛石な」

翼「じゃあ、悠がタフなのは骨が硬いってことか。」

真桜「それもひとつだ…なの。ねむた目。」

翼「(まだ、ねむた目かぁ…)他にも理由が?」

真桜「まぁな…なの。けど…一番の理由は打撃吸収能力に優れてることなの」

紅「打撃吸収?」

真桜「殴られたりしたときに生まれる衝撃を吸収して限りなくゼロにする能力なの。まぁ…それでも悠より巧い奴はごまんといるけどななの」

ともき「じゃあぶっちゃけ悠はなんなんだ?」

真桜「不死なんじゃないかなの」

翼「結局そこに戻っちゃったよ…」
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