ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】4

ーラスタ・ラヴー

悠「はぁ…」

紅「ため息なんて珍しくないけどどった?」

翼「変わった振りだな…」

悠「いやぁ…皆には黙ってたんだけどさ……俺、女好きなんだよ」

ともき「大丈夫。みんな知ってるし。」

悠「それでな…」

翼「コイツ、普通に続けたよ。」

悠「本気で女の子とイチャイチャしたいです」

翼「夕食なんにしようかな」

ともき「最近たまご高いよな。あれじゃそうそう買えないぞ。」

翼「野菜もまだ高いしな。」

紅「タケノコとかそろそろ時期じゃないか?」

悠「……」

澪「……(駄目だ。不憫すぎて目線を合わせられねぇ…)」

悠「美…」

美喜「嫌。」

悠「まだ用件いってないですよ?!っか、名前すら呼び終えてませんけど?!」

美喜「はぁ…じゃあ聞くだけ聞いたげるわよ」

悠「美喜、おっぱい揉ませてください」

美喜「ひともみ爪一枚」

悠「10回かぁ…あ、けど足含めたら20回…」

ともき「おい、顔がマジだぞ。」

悠「ハハハ、バンナソカナ」

翼「超カタコト…」

悠「すまん…ちょっとおかしくなってた。どうも充電が切れかけてて」

紅「なんの?」

悠「萌えメーター」

ともき「なんだ、そのろくでもなさそうなメーターは」

悠「定期的に萌を感じないと俺が色々危なくなるメーターだ。」

澪「どうなるんだ?」

悠「セクハラが大々的に増えてかなり大胆になる。」

ともき「迷惑千万だな」

悠「あと、下ネタのリミッターが外れる。自己発電の回数がヤバくなる。」

翼「おい、既に発言の度が一線超えたぞ」

悠「じゃあ、考慮して部屋のゴミ箱がイカ臭…」

ともき「考慮してねぇ!」

パァン!

悠「ガフッ!ありがとうございます!」

澪「なぁ、なんで時々、礼いってんだ?」

悠「教育的な指導を戒めとして受け止めてな。あとちゃんとツッコミ入れてくれた感謝を込めて」


翼「それだけ礼儀を重んじてるのに一切考慮してないのはなんでだ…。」

悠「噂の小鳥遊イズム…かな。」

ともき「聞いたことないんだけど」

悠「口から出任せだかね」

翼「いい加減過ぎだろ」

悠「そんなにちょうど良かったか」

翼「は?」

ともき「いい加減、良い加減っていいたいんだろ」

悠「コングラチェーショーン!」

澪「なんか…もう色々無茶苦茶だよな。」

悠「不思議とよくいわれるよ。」

ともき「不思議でもなんでもないから。」

翼「悠はフレーズが本当に多種多様だな。」

悠「俺ひとりがいるだけで100の切り返しが可能。一家に一人。小鳥遊悠」

ともき「いや、悠は一人でいい」

翼「二人も三人もいたら手に負えない」

澪「毎日カオスだ。」

美喜「てゆーか、アンタがいっぱいいたら邪魔。」

悠「おいおい、中坊だったら泣いてるぜ?」
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