ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】10

ーラスタ・ラヴ(10/15/夜)-

悠「よく見たら趣味の悪い時計だ」

優日「はぁ……」

真樹「ため息なんてついてどうしたの?」

優日「お腹……すいた…。」

ともき「いつもだろ」

優日「まぁね」

福太郎「夏の高校球児より空腹がすごそう」

悠「あ、エロマンガ島ってあるじゃん?」

ともき「藪から棒過ぎる」

悠「いいえ、壁から釘です」

福太郎「エロマンガ島やから壁からもっと別モンが出てきそう(小並感)」

悠「わかりみ!」

ともき「うるせぇよ」

悠「それでエロマンガ島だけど最近はイロマンゴ島って呼ばれてるらしいぞ」

優日「イロマンゴ…」

悠「口を滑らせてイをエ、濁点を忘れたりしそうになるよな」

ともき「中学生かお前は」

悠「若いっていいだろ?」

ともき「何を言ってるのか」

優日「コレガワカラナイ」

真樹「ちなみにその話でピクリとも笑っていないお二人」

久秀「……」
神姫「……」

悠「逆にゲラゲラ笑われても反応に困るがな」

優日「二人の爆笑顔みたい、みたくない?」

悠「どうせならパンツとかのが見たいかな」

神姫「……」
ピッ

久秀「……」
ビュッ

ドッガッ!
悠「龍剄と鉄扇が同時におれを襲う!」

福太郎「痛ぁないん?」

悠「超痛いよ。血が出てないのが不思議なレベル。げほっ……。」

優日「ハッハッハッ」

悠「なに笑ろてんねん。ふー……よし、未解決事件の話しちゃおう!」

ともき「もう好きにしてくれ。」

悠「ヒンターカイフェック事件。この事件は一昔前のホラー映画の設定が詰まったような不気味な証言がいくつも存在する謎の多い事件だ。1922年にドイツのヒンターカイフェックという農場で暮らす6人の家族が何者かに殺されてしまった。凄惨な事件なのだがこの家族は事件が起こる数日前に近所に住む人に「この家は呪われている」と語っていたそうだ。」

優日「ホラー映画の冒頭あるある」

悠「またこの家族は奇妙な音や謎の足跡に悩まされたそうだ。事件後警察も捜査に乗り出すのだが実際に屋根裏には犯人が寝泊まりしていた痕跡が見つかり足音を消すための藁なども仕掛けられていた、しかも事件後犯人は一家が飼っていたペットに餌を与えてから現場を去ったそうだ。」

久秀「証拠を残し過ぎでしょう。」

悠「だが犯人を特定することはできなかった。ホラーじみた事件だろう?はい、小鳥遊お勉強問題!空条承太郎の服や帽子のカラーは?」

優日「カレーうどんが弱点なカラー」

福太郎「すげーわかる。」

神姫「そういうのを食べるときに限って色うつりしそうな服なのよね。」

ともき「白色」
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