ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】4

ーラスタ・ラヴー

悠「あーうー(暇だなー)」

澪「のんびりしてていいじゃないか」

悠「あうあうあーう(健全な男子学生がくすぶってるのは問題あるだろ。)」

美喜「いつからアンタは諏訪語話せるようになった。」

悠「いえ、ケロ語です」

美喜「グレイズしてあげようか?」

悠「らめぇ」

翼「……ケロ語って?」

ともき「さぁ…。」

亮「ちわ。」

月美「こんにちわあー」

悠「月美ちゃん、いらっしゃい。おいでー。」

月美「はーい♪」

亮「俺は無視かい」

ともき「珍しいな月美ちゃんといっしょなんて」

亮「出掛けようとしたら着いていくって聞かなくてな。」

翼「優しいお兄さんしてるじゃん」

悠「あー月美ちゃん可愛いよー。よしよしー。」

月美「えへっ。」

美喜「優しいお兄さん、あそこにやらしいお兄さんがいるわよ」

亮「ま……大丈夫。月美もなついてるし。」

悠「ハアハァ…つ、つきみたんハアハァ…」

ともき「冗談とわかってもやめい!」

スパン!

悠「ぶはっありがとございます!!」

亮「よく見とけ、月美。アレがボケとツッコミだぞ」

月美「そうなんだ」

悠「月美ちゃん、そこはポソポソ…」

月美「そーなのかー」

美喜「アンタらの教育は間違ってるわ…。おいで、月美ちゃん、お姉さんと遊びましょう」

月美「はい。」

悠「はは、月美ちゃんはいい子だな。将来絶対美人になるぞあれ。」

亮「だと、いいけどな。」

翼「お兄さんとしては心配なんじゃないか?」

亮「全然。さっさと兄離れしてほしいくらいだ。チョロチョロ…はぁ」

悠「おいおい、いいじゃないかあんな妹に慕われてるなら。なんならお義兄さんと呼んでいいか?」

亮「ま……悠なら有りかな?」

ともき「もう少し考えようぜ」

亮「悠が面倒見てくれたら俺は楽だし。なついてるし。」

悠「けど、あと二三年だろうなぁ。大きくなったら俺への興味なんて薄れるだろ。亮だって、いざそうなったら寂しいもんだぜ?きっと」

亮「そんなもんかな。」

悠「そんなもんさね。」

ともき「悠は飽きられるタイプじゃないと思うぞ。」
悠「セクハラに本気で嫌悪さられて嫌われそうで怖いわ。」

翼「セクハラを止めようとかは無いんだな。」

悠「まぁな。っか、そのうち月美ちゃんが千草と結託すると思うとゾッとすらぁ…」

亮「なんでだ?」

悠「世の常だ。女同士が組むとろくなことがない。」

ともき「深いな…」

悠「ふっ…」

翼「というか、なにかそういう経験があるのか?」

悠「……ノーコメントで」

亮「うわぁ…なんかズルりぃ」

悠「いい男にゃ秘密が多いもんだ」

ともき「悠の場合は多すぎて招待不明に近いけどな。」

悠「俺はぬえか…。」
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