ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】10

ーラスタ・ラヴ(9/30/夜)-

悠「人が人を選ぶにあたって一番大事な事は『信頼』だ。賢いとか才能があるかは問題ではない」

マリア「などと供述しており」

悠「なんで犯罪者風に言った?おぉん?」
ズズィッ
マリア「やだ、ガチ恋5秒前の距離まで間合いを詰められた……。」
ガタガタ

真樹「でも、感じてるのは恐怖だよね。」

ともき「だろうな」

福太郎「ガチ恋距離いうか、あれはガチンコ距離やな。」

真樹「え、ガ、チンコ?今ガ、チンコっていいましたか?」

ともき「何に反応してんだ、っていうか区切るんじゃねぇ。」

マリア「本当にときどきですけどマキチーさんも変態ベクトルが働きますよね。」

悠「どう見ても変態だろ」

神姫「自己紹介かしら?」

悠「なんのことやらさっぱりでございます。」

神姫「は?」

悠「くぅん…」

神姫「可愛くないからね」

悠「マジかよ。驚いた……。」

マリア「なぁーんで可愛いと思ってたんですかねぇ」

悠「わりと可愛い系だろおれって?」

神姫「……」
パァン!
悠「べでぇっ!」

神姫「……殴るわよ」

悠「あれ、おれいま殴られませんでした?」

福太郎「……」

神姫「今のは平手、殴るのは拳よ」

悠「なるほどなぁ」

福太郎「なんで俺の方向いたままなん?」

悠「ゆっくりと首戻さないと筋を痛めそうだからなのと、振り返るのが怖いから」

真樹「いま筋がどうのこうの言った?」

ともき「いい加減にしとけ」

悠「スジならおれも興味が」

神姫「……」

悠「……牛筋の煮込みって美味しいよな」

マリア「大きい鍋で三日ぐらいかけて煮込みたいですね。」

福太郎「おお、本格的やね。」

神姫「よくもまぁ、次から次に下ネタが出てくるわね。」

悠「下ネタはお嫌いですかフロイライン(お嬢さん)?」

ともき「なにちょっといい声出してんだ」

神姫「面白いものならいいけど、つまらない下ネタは腹が立つだけね。」

悠「なら、おれは問題ないな」

マリア「存在が下ネタだからですか?」

悠「ふふっ」
ガシッ!メリリッ!
マリア「待って待って、割れない!私の頭は縦に割れたりしませんから!」

福太郎「頭掴んで開こうとするんは新パターンやな。」

神姫「頭蓋の亀裂に指捻じ込めば開けるんじゃない?」

ともき「ひぇ…。」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!第5部:ポルポのスタンド:ブラックサバスは何をすると出てくる?」

マリア「……」
チーン

真樹「ああ、おマリちゃんが白目向いてる」

福太郎「最近のライターって全部安全装置ついとるよな」

ともき「100均とかで子供でも買えちゃいますからね。」

神姫「ライターに火をつける。」
77/100ページ
スキ