ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】4
ーラスタ・ラヴー
澪「悠、頭に桜の花びらがついてるぞ。」
悠「お?いつのまに…。」
翼「すっかり春だよな。」
澪「桜も今が一番見頃かもな。」
紅「じゃ、花見しないとな。」
悠「またその話か……いや……近いうちに皆でやるか、花見」
ともき「お、珍しく悠がイベント事に乗り気だ。」
悠「まるで俺がイベント事に乗り気じゃない人みたいじゃないか。」
ともき「そういったつもりなんだけど」
悠「なん…だと?」
ともき「真顔で驚かれてもな…」
悠「味噌串カツが食べたいな」
翼「なんの話だ?」
悠「関係ないはなし。」
ともき「今日は一段とギャグを飛ばしてるな」
悠「飛びます、飛びます」
翼「話し進まないんだけど」
悠「飛ぶだけに話も飛んでるんだよ。飛ぶだけに…な」
ともき「上手いこといったつもりか」
悠「昨日は優日にいいとこ持ってかれたからな。」
紅「それで花見なんだけど俺墨染め桜を見てみたい」
悠「意味わかってるか?」
紅「いや、悠がたまにいってるから綺麗なんじゃねえの?」
悠「いや…墨染め桜てのは平安時代、上野岑雄(かむつけのみねお)が友人の死を悼み『深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染めに咲け』と歌ったところその悲しみに感じ入った桜が喪に服すように灰色がかった色に咲いたという伝説から。「墨染め桜」っていわれるんだぞ」
紅「ほー……」
悠「わかっとらんだろ」
紅「YES。」
悠「もうええわい。」
ともき「悠の蘊蓄が済んだところで…桜がいい場所ってあるのか?」
悠「西行妖とか?」
翼「なんだそれ」
悠「気にしないでくれ。桜なら西口公園じゃね?劇場前広場なら場所もあるし。」
紅「近場だな。」
悠「酒はここの店からパクれるぜ。」
美喜「なめんな。」
悠「舐めていいなら舐めさせてください。」
美喜「……」
悠「人をそんなスベスベマンジュウカニを見るような目で見るなよ。興奮するだろ」
美喜「例えがワケわかんないし。キモいわ!」
悠「ぶー。」
紅「というかよ。花見でなくてもいいから出掛けたいよな。」
ともき「簡単なピクニック的な?」
悠「小学校の遠足とか思い出しそうだな。」
翼「けど、皆と出掛けるのは楽しいかもな」
悠「ああ、そうだなぁ。そうして…皆との楽しい思い出があれば…明日からもなんとか生きていける」
ともき「昨日までのお前に何が起こった!?」
悠「青空のしたキャッチボールがしたい…という事で紅。ほら、ボールだ!」
翼「ここでかよ!っか、素手で硬球は無理だろ」
優日「心のキャッチボールにミットはいらないよ。」
悠「素心でキャッチボールってことか!」
翼「素心て…」
悠「遠慮はいらねぇ!バッチコー」
紅「よし!」
パアァァン!
悠「おぉ…ぉ…こ、心が痛い…」
翼「それは手だ。」
美喜「澪…氷と湿布至急そこのバカにやって」
澪「はい…」
ともき「よく受け止めたな…あの豪速球。っか、優日さんいつのまに?」
優日「ついさっき。」
澪「悠、頭に桜の花びらがついてるぞ。」
悠「お?いつのまに…。」
翼「すっかり春だよな。」
澪「桜も今が一番見頃かもな。」
紅「じゃ、花見しないとな。」
悠「またその話か……いや……近いうちに皆でやるか、花見」
ともき「お、珍しく悠がイベント事に乗り気だ。」
悠「まるで俺がイベント事に乗り気じゃない人みたいじゃないか。」
ともき「そういったつもりなんだけど」
悠「なん…だと?」
ともき「真顔で驚かれてもな…」
悠「味噌串カツが食べたいな」
翼「なんの話だ?」
悠「関係ないはなし。」
ともき「今日は一段とギャグを飛ばしてるな」
悠「飛びます、飛びます」
翼「話し進まないんだけど」
悠「飛ぶだけに話も飛んでるんだよ。飛ぶだけに…な」
ともき「上手いこといったつもりか」
悠「昨日は優日にいいとこ持ってかれたからな。」
紅「それで花見なんだけど俺墨染め桜を見てみたい」
悠「意味わかってるか?」
紅「いや、悠がたまにいってるから綺麗なんじゃねえの?」
悠「いや…墨染め桜てのは平安時代、上野岑雄(かむつけのみねお)が友人の死を悼み『深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染めに咲け』と歌ったところその悲しみに感じ入った桜が喪に服すように灰色がかった色に咲いたという伝説から。「墨染め桜」っていわれるんだぞ」
紅「ほー……」
悠「わかっとらんだろ」
紅「YES。」
悠「もうええわい。」
ともき「悠の蘊蓄が済んだところで…桜がいい場所ってあるのか?」
悠「西行妖とか?」
翼「なんだそれ」
悠「気にしないでくれ。桜なら西口公園じゃね?劇場前広場なら場所もあるし。」
紅「近場だな。」
悠「酒はここの店からパクれるぜ。」
美喜「なめんな。」
悠「舐めていいなら舐めさせてください。」
美喜「……」
悠「人をそんなスベスベマンジュウカニを見るような目で見るなよ。興奮するだろ」
美喜「例えがワケわかんないし。キモいわ!」
悠「ぶー。」
紅「というかよ。花見でなくてもいいから出掛けたいよな。」
ともき「簡単なピクニック的な?」
悠「小学校の遠足とか思い出しそうだな。」
翼「けど、皆と出掛けるのは楽しいかもな」
悠「ああ、そうだなぁ。そうして…皆との楽しい思い出があれば…明日からもなんとか生きていける」
ともき「昨日までのお前に何が起こった!?」
悠「青空のしたキャッチボールがしたい…という事で紅。ほら、ボールだ!」
翼「ここでかよ!っか、素手で硬球は無理だろ」
優日「心のキャッチボールにミットはいらないよ。」
悠「素心でキャッチボールってことか!」
翼「素心て…」
悠「遠慮はいらねぇ!バッチコー」
紅「よし!」
パアァァン!
悠「おぉ…ぉ…こ、心が痛い…」
翼「それは手だ。」
美喜「澪…氷と湿布至急そこのバカにやって」
澪「はい…」
ともき「よく受け止めたな…あの豪速球。っか、優日さんいつのまに?」
優日「ついさっき。」