ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】10

ーラスタ・ラヴ(9/9/夜)-

悠「オインゴボインゴブラザーズ!」

マリア「オインゴボインゴブラザーズ!」

ともき「叫び合うな」

悠「でも、口に出して言いたくならない?オインゴボインゴブラザーズ!って」

福太郎「やさしさライセンス的な」

真樹「え?」

悠「あと口に出して言いたいといえばナジュの赤き血、やっさいもっさい、マチュピチュ」

ともき「ラインナップがそうでもないんだが」

悠「おかしいな……。マチュピチュなんか特におすすめなんだけど」

マリア「鈴猫さんに耳元でねっとりささや居て欲しいですね。「マ、チュッ、ピッ、チュッ」って」

福太郎「特殊なプレイかな?」

悠「1回500円で一日で500万くらいたまるんじゃないかな」

ともき「鈴猫さんの喉が壊れるわ」

マリア「そもそも500円は安すぎですね。ずっと貸し切れちゃうじゃないですか」

真樹「それひと言終わるたびに500円払っていくの?」

マリア「課金ですよ、課金。」

福太郎「文字通りの課金プレイ」

悠「おれも500円くれたら耳元で「Dirty deeds done dirt cheap」ってささやくぞ?」

福太郎「D4C」

ともき「ささやかれたくねぇわ」

悠「じゃあ、ラストミールの話をしよう。」

マリア「ダグ・ステフェナーのインパクト声はないでしょう。フェイクニュースでしたけど。」

悠「まぁ、聞け。1960年アメリカオアイオ州において電話帳に記載されている医者の欄を確認しアルファベット順に片っ端から電話をかけていき最初に応答があったエドワード・バートル医師に「治療が必要な女性が居る」といった嘘で呼び出し射殺したとされる浮浪者ビクター・フュグールという男の話だ。」

ともき「既に無茶苦茶なんだが」

真樹「善意を利用した悪だね」

プロメ(仮)【彼の逮捕後の供述ではたまたま知り合った麻薬常習犯の男が医師を殺害したのだと主張し容疑を否認し続け死刑判決に対して控訴するも認められず絞首刑を言い渡された。また、彼の刑務所内の振る舞いはとても穏やかであり模範囚にまでなっていたそうです。そんなフュグールは死刑執行日を伝えられてもなお少しも動揺することなく静かにその時を待っていたといいます。】

福太郎「逆に怖ない?」

マリア「なにか達観しちゃってるんですかね?」

悠「逮捕後の流れと収容後のふるまいからどこか悟りのようなものを感じる男が最後の食事として選んだのが……オリーブ一粒。」

ともき「え?」

悠「種入りのオリーブを一粒だけ所望した彼は死刑執行までの間カトリックの聖職者とともに徹夜で祈りをささげ続けていたとのこと」

プロメ(仮)【死を前にした彼はいったいどんな心境だったのでしょうか。】

悠「そして死刑執行後彼の衣服のポケットからこのオリーブの種が見つかったそうだ。」

真樹「なんか意味深だね」

福太郎「死体から出てくるよりはマシかなって」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!第3部:オインゴボインゴブラザーズの兄オインゴはスタンド:クヌム神の能力で承太郎に化けてどうなった?」

マリア「タバコを咥えて手を使わずに口の中にしまい込んで煙を出す特技をポルナレフにやらされたけど1本は成功したけど数を増やしたら失敗して口の中を焼いた」

真樹「長っ!?」

福太郎「確かにやったな」

ともき「これが正解か?」

悠「いや、オレンジ爆弾で顔が裂けたの方だ。」

マリア「ああ、そっちでしたかー」

悠「むしろ、なぜそっちを言いだしたのかコレガワカラナイ」
56/100ページ
スキ