ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】10

ーラスタ・ラヴ(9/6/夜)-

悠「ソフト&ウェット、柔らかくそして濡れている。」

優日「ソフト&クリーム、柔らかくそして甘い」

福太郎「クリーム、暗黒空間にぶちまけてやる。」

真樹「どんどん恐ろしくなっていってる。」

吉音「機能もなんか怖い話してたよね。殺人ピエロの」

悠「ペニーワイズ」

ともき「のモデルになった男だろ。」

悠「でも、昨日はまだ普通のラストミール(最後の晩餐)だったがもっと異常な物を頼んだ犯罪者もいるぞ。」

真樹「食事で異常っておかしいくない?」

福太郎「凶悪な犯罪者や」

悠「デッド・バンディ」

プロメ(仮)【1970年代初頭から78年にかけてアメリカ各地でその類希なるカリスマ性と180を越えるIQに加えイケメンであることを利用して30名以上もの女性を殺害、暴行、死姦と悪行三昧だったシリアルキラーです。】

真樹「ひぇ」

福太郎「飛ばしとるなぁ」

悠「名門ユタ大学で在籍していたという経歴から裁判の際には自信を自らの弁護士として法廷に立ち、またこのことから手錠や足枷の免除が認められた。」

ともき「それ危なくないか?」

悠「うん。休憩時間の隙をついて脱走してる。」

吉音「えぇ…。」

想「それで?」

悠「6日間の逃亡の末に捕えられた。だが、その後もその知性を使って減刑や脱獄を試みたり周囲の人の心を揺さぶった。けど、最終的には観念し行ってきた悪行の数々を白状した。そして1989年電気椅子での死刑が執行されると刑務所には数百名の野次馬が殺到、歌うもの、踊るもの、花火をあげるもの多くの人々がひとつの悪の終焉に歓声をあげたといわれてる。」

ともき「粛々とじゃないんだな」

福太郎「アメリカやから」

悠「そんな悪の帝王が最後の晩餐として選んだメニューが……必要ない」

吉音「え?」

悠「人生最後の選択は拒否だった。まぁけど、刑務所側もさすがに何も出さないわけにもいかず刑務所で伝統的なラストミールとして出されるミディアムレアの牛ステーキ、半熟卵、ハッシュ度ポテト、バターとジャムがついたトースト、牛乳、オレンジジュースがふるまわれたが結局彼は一口も手をつけることなく執行の時を待ったそうだ。」

マリア「私なら容器で食べますね」

ともき「喰うんじゃない」

福太郎「なんや石田三成みたいやな」

想「たしか彼は死刑になる前に好物の柿を進められましたが身体を壊してはいけないからと断ったそうですね。」

真樹「死刑になるのに?」

悠「武士としての誇りとかだろう。はい、小鳥遊お勉強問題!第8部:ジョジョリオンの主人公:東方定助の名前の由来は?」

真樹「フィーリング」

吉音「姓名判断」

ともき「子供の名付けじゃないんだから」

マリア「わんわんお!わんわんお!」

想「え?」

福太郎「康穂が昔かっとった犬のジョースケと何となくにとるから」
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