ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】10

ーラスタ・ラヴ(8/30/夜)-

悠「ディオォォオオ─────ッ君がッ泣くまで殴るのをやめないッ!」

優日「殴られる側の人が何か言ってる」

悠「バカいうな。殴り返しもする側だわ。」

寅「よし、表出ろ」

悠「許してお兄さぁん」

左近「控えめに言って気色悪いでさぁ。」

久秀「存在が気持ち悪いからね」

悠「でも、気持ち良くさせるのは得意だから」

ともき「なにいってんだこいつ」

優日「世迷言じゃないかな」

福太郎「というか、気持ち悪いに対する否定はええの?」

悠「人間少なからず気持ち悪い部分ていうのはあるからな、ほんのちょっぴりだけ。」

久秀「アンタは大部分よ」

悠「あー……ハンッ!」

寅「どういう反応だよ」

悠「とりあえずたまにはおれの事を褒めようとは思わないのか」

「「「……」」」

悠「おー、無反応」

真樹「関わったらめんどくさそうだし」

悠「……」
ミヂッ
真樹「いったーーい!ちょ、鼻曲げないでよ!」

悠「そういえばチーズあられって菓子知ってる?」

ともき「藪から棒だな」

悠「いいえ、壁から釘です。」

寅「……」
ゴッ!
悠「いたっ!」

左近「知ってるような、知らないような…。」

福太郎「確か5月かそこらに販売終了したお菓子やね。」

悠「そう、静岡県民に愛されながらも、製造元の会社の廃業により5月に販売が終了した、あのチーズあられだ。」

ともき「いや、静岡県民に愛されてたとかは知らないけど……」

悠「なんと再び店頭に並び始めたんだぞ。」

真樹「ボク食べたことないけどどんなかんじなの?」

優日「パリッとしたあられにチーズがまぶされた素朴で懐かしい味だね。」

悠「レシピを引き継いだ岐阜県岐南町のメーカーが再現したそうだ。すでに浜松市内のドン・キホーテなどで販売されている。」

久秀「ふぅん」

悠「ちなみにチーズあられを復活させたのは、菓子メーカーの「ハル屋」だ。製造元だったエルミオーレ製菓から5月下旬、チーズあられのレシピを引き継いでくれないかと原料メーカーを通して打診があったそうだ。」

福太郎「めっちゃ詳しいな」

真樹「そのチーズあられ好きなの?」

悠「いや、食べたことないけど」

寅「なんじゃそりゃ……。」

左近「私は普通の塩のおかきのが好きですね。」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!第1部:波紋使いのひとりダイアーさんはディオに気化冷凍法で砕かれたとき何を飛ばしてディオの左目を潰した?」

真樹「ビーム」

福太郎「サイクロプスかな?」

優日「どっちかっていうとそれはディオが撃つ側だね。」

寅「指でもツッコめばいいだろ」

久秀「適当な棒でもいいわね。」

左近「ああ、コワイコワイ」

ともき「波紋入りの薔薇」
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