ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】10

ーラスタ・ラヴ(8/21/夜)-

悠「わが心と行動に一点の曇りなし………!全てが「正義」だ。」

マリア「何が曇ってるんですかね」

久秀「目でしょ」

悠「誰がみめるがないだ!」

ともき「見る目だろ。みめるってなんだよ。」

悠「夢見る薬」

ともき「どっちにしろ「みめる」って言葉じゃないだろ」

悠「ほんとだわ!」

ともき「何だコイツ」

久秀「阿呆よ。知らなかったの?」

悠「愛すべき馬鹿といって欲しい」

真樹「ぶぁ~か!」

悠「Dirty deeds done dirt cheap」
スパァン!
真樹「いったぁーい!」

福太郎「いともたやすくおこなわれるえげつない行為」

マリア「D4C」

ともき「いまなっていった?」

悠「Dirty deeds done dirt cheap(だーてぃでぃーずだんだーとちーぷ)」

マリア「ネイティブな発音にイラッとしますね。」

悠「お前もD4Cしてやろうか!」
ヒュンヒュン

ともき「D4Cは尻を叩く行為ではないだろ」

悠「でも、別次元からもうひとり連れてきて対消滅させるってのは……かわいそうだろ」

真樹「出来ないじゃなくて可哀想ってことに若干の恐怖を覚える」

マリア「ミンチは嫌ですねぇ。」

悠「じゃあ、ステッキーフィンガーな。」

マリア「結果的にバラバラなるんですよねぇ。」

福太郎「ペッシ」

悠「ペッシ、ペッシ、ペッシ、ペッシよぉぉぉ―――!!」

久秀「うるさい。」

悠「はい」

ともき「はい、じゃないんだよなぁ。」

悠「じゃ、今日もネットオークションで売られてた変なもの紹介すっから!」

福太郎「ティーダかな?」

マリア「これが俺の物語なんですね。」

悠「鎧」

ともき「鎧?西洋の甲冑とかか?」

悠「そう思うじゃん?むしろ、人間とかがつける鎧と思うじゃん?違うんだな、売られていたのは人間じゃなくモルモット用の鎧なんだよ。しかも、落札者が飼っているモルモットに合わせてサイズはオーダーメイドしてくれる。」

真樹「いや、なんで鎧?せめて可愛い服じゃないの?」

悠「ちなみに2013年にネットオークションで約12万円で落札されたそうだ。」

マリア「しかも、落札されたんですね……。」

悠「モルモットを飼ってて安全に守ってやりたいって人は買ってあげたらいいんじゃないかな」

ともき「いや、鎧で何から守るんだよ」

悠「あ、そうだ(唐突)。この商品は後に、オークションサイトebayで約240万円で落札されたこともあるそうだ。他にも猫用の鎧や甲冑も売られてるそうだ。」

ともき「服着せるとブチ切れる猫が鎧なんか着させられたら大暴れだろ。」

悠「あと、メルカリで「よくわかりません」って何かよくわからない機械の部品らしきもの「2222円」で売られてるのを見たことある。」

久秀「なんなのよ、よくわかりませんって」

悠「よく分からない、何かだ。はい、小鳥遊お勉強問題!第5部:ティッツァーノのスタンド:トーキングヘッドは人間の下に憑りついて何をする?」

マリア「100億の借金なんて背負ったことないです。」

福太郎「今日は寒い日やったな」

真樹「え?」

ともき「真実を言えなくなる。」
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