ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】10

ーラスタ・ラヴ(8/16/夜)-

悠「最弱がもっとももっとも恐ろしいマギィ―――!」

マリア「じゃあ、最強は恐ろしくないんですか?」

悠「最強は恐ろしいと感じる前にやられるからな。」

マリア「なるほど」

ともき「納得できたか?」

マリア「なんとなく……ほんとに……なんとなく……ですが……。」

福太郎「消え入りそうな声」

悠「ところでさ、台風どうなった?」

久秀「奥尻島あたりじゃない?」

真樹「奥……尻……ゴクリッ」

悠「……」
ガッ!
真樹「いたーい!」

福太郎「尻への反応が早かったなぁ。」

マリア「やっぱ好きなんですねぇ。」

久秀「コイツも小鳥遊の人間ってよく分かるわねぇ。」

悠「おいおい、まるでおれが変態みたいじゃないか」

ともき「えっ?」

悠「えっ?」

マリア「自分を変態と思ってない変態がこの辺に居るらしいっすよ~」

悠「……」
ペチッ
マリア「あ、痛っ」

悠「……」
ピシッ
マリア「痛っ……ちょっ」

悠「……」
ピシッ、ビシッ
マリア「ちょっと!掠るように尻っぺたを蹴るのやめてください!」

福太郎「尻っぺたが浸透して来とるな」

ともき「いやいや」

久秀「なんでアンタらは尻を蹴り合うの?そういう民族なの?」

悠「どういう民族だよ。考えても見ろよ。もしおれがマリアに向かって腹パンとかしたら引くだろ?」

久秀「ぜんぜん」

悠「そっかー……そっかー!」

マリア「いやいや、じゃあイイか!みたいなニュアンスの「そっかー!」はやめてくださいよ。」

ともき「俺らはひくぞ」

悠「まぁ、腹パンは金剛にしかしないから」

福太郎「そんで弾き返されるまでが一連の流れやもんな」

悠「イエア!」

真樹「アメリカン」

ともき「そもそも殴りかかるのをやめろよ」

悠「やっぱり蹴りかかるしかないじゃない!」

ともき「普通にしてろってんだよ!」

マリア「というか、私としてはお尻を叩かれたりするのも納得してないんですけどね。私、美少女ですよ?!」

悠「……かなり大爆笑」

マリア「笑うところじゃないんですよねぇ。完全な黄金の回転を叩きこみますよ?」

悠「絶対に殺すという意思をぶつけるのはやめろ。」

福太郎「D4Cどころか、時間停止もぶち破る絶対殺すマン」

悠「ありがとうジャイロ、本当に……本当に……『ありがとう』……それしか言う言葉がみつからない。はい、小鳥遊お勉強問題!第1部:ツェペリさんがパパウパウパウと吹き出した波紋カッターは何?」

マリア「黄金蜂蜜酒」

福太郎「飛びそう(小並感)」

真樹「ワイン」

悠「正解」

真樹「ええっ!?」

ともき「なんで答えた本人がおどろいてるんだ……。」
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