ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】10

ーラスタ・ラヴ(8/8/夜)-

悠「甘いの三個欲しいのか、いやしんぼめ!」

マリア「悠さんはやらしんぼですね。」

悠「ははっ、角砂糖ねじこんでやるよ。」
ググッ
ググッ
マリア「鼻の穴に角砂糖を捻じ込もうとしないでください。」

ともき「なんの争いしてんだ」

真樹「シンプルに痛そう」

福太郎「「角」砂糖やもんな。」

久秀「それ以上に削れて粉状になったものが鼻の奥に入るのが地獄でしょ。」

悠「白い粉を極めてやがる!」

マリア「アンタだよ!!」

悠「おれは薬なんか使わなくても人生楽しんでるんだよ!!」

福太郎「ナチュラルハイ」

ともき「天然物だからなぁ」

久秀「でも、明らかに何かしらの危険物質が分泌されてるでしょ。」

悠「されてねぇわ。痛みに耐えるために脳内麻薬が出ることはあるけど。」

マリア「それでお尻蹴られても……快楽に変わっていると」

悠「……」
ピース

マリア「ピース?」

悠「2秒後に尻を叩く。1.2……せいっ!」
パァン!
マリア「きゃいん!」

真樹「酷い」

悠「やかましい!コイツにも尻をやられる痛さを教えてやったんだ。」

真樹「尻をヤられる痛み?」

悠「……」
スパァン!
真樹「ぴぎぃ!」

ともき「早かったな」

福太郎「んっ、今のは……な。」

久秀「バカねぇ」

マリア「やめてくださいよ。絶対これお尻に手形で来てますよ。」

福太郎「真夏の怪談」

マリア「(そういう手形では)ないです」

真樹「僕らはMじゃないから楽しくないんだよ?」

悠「おれだって寅にケツ蹴られても楽しくないわい。」

マリア「神姫さんになら?」

悠「……なんか正確に尾てい骨捉えられて砕かれそう。」

真樹「尾てい骨が折れるとどうなるのさ?」

悠「痛い」

真樹「そりゃ分かってるよ」

悠「じゃあ、まず骨折したらどうなる?」

福太郎「腕が取れてどっかに忘れてくる」

悠「悪いけど、福ちゃんの隣の人は別にカウントでよろしく」

ともき「まぁ、固定だろうな」

マリア「ギブスですね。」

悠「尾てい骨にギブスなんてできるか?」

真樹「無理だね。」

悠「つまり自然治癒でしか治せない。治るまで超痛いってことだ。」

福太郎「座るンが地獄やろな」

悠「寝るのもうつ伏せでないと寝られないだろうしな」

久秀「痛みがなくなる注射でも打てばいいのよ。」

悠「なぜ痛み止めといわないのか……はい、小鳥遊お勉強問題!第5部:パープルヘイズの殺人ウイルスの弱点は?」

マリア「ヨダレの汚れ」

真樹「頭の悪さ」

悠「パープルヘイズとしては間違いじゃないけど、ウィルスだからな」

ともき「間違いじゃないのかよ…」

久秀「殺人ウィルスをぶちまける馬鹿って最悪じゃない」

福太郎「光」
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