ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】10

ーラスタ・ラヴ(8/6/夜)-

悠「そこのテメー今呼吸を乱したな!」

優日「ナランチャが何気にブチャラティチームの中では年上という事実」

福太郎「明らかにミスタとか20代後半ぽいんやけどね。」

悠「それいったら全員十代には見えんのだがな。僕の名前はドッピオです」

ともき「なんでドッピオをつけた」

悠「おれの中のもうひとりの人格が…。」

優日「頭とかぶつけたら回路がつながるんじゃね?」

久秀「はい、ペンチ」

悠「待って、それ叩くもんじゃない。それで頭どつかれるとか、いやーきついっす。」

福太郎「ドツクいうか突き立てるやろか」

真樹「どっちにしろ殺しにかかっとるな。」

久秀「捻じ込んで回路を繋ぎ直せばいいってことよ。」

悠「いってることがグロすぎるんだよなぁ。」

優日「ハンターハンター思い出した」

悠「アッアッアッ」

福太郎「けっこうトラウマになる子もおったやろなぁ。」

摩耶「で、悠君の頭は開くの開かないの?」

悠「ひらかねぇよ!!」

金剛「悠の頭を割るのは苦労するだろうしな」

摩耶「チェーンソーが居るよね。」

悠「おれの頭は丸太かなんかか」

優日「チェーンソーは何でも割れるからね。」

福太郎「神でもパッカンやからな。」

悠「鉄パイプと蹴りで神を殺す男もいるけどな。」

優日「カミノソンザイナドフヨウラ!」

悠「カラダニサワルゾ」

優日「嫌です。」

悠「はい。」

久秀「……」
カチンカチン

悠「そのペンチ、やめてくれません?すげー怖い。」

ともき「というか、なんでペンチがあるんだ。」

福太郎「まぁ、世の中は色んなもんが落ちとるし」

摩耶「どういう経緯で落したのかわからないものあるよね。靴を片方とか」

金剛「傘とかな」

福太郎「左腕とか」

優日「吉良吉影が落としたんじゃない?」

悠「いや、ポロポロ落とす人がいるんだよ。福ちゃんの近くには」

ともき「怖ぇよ。」

悠「イグノーベル賞の話ししちゃうよ。」

摩耶「唐突」

悠「2006年、鳥類学賞、アイヴァン・R・シュワブ、フィリップ・R・A・メイ。なぜキツツキは頭痛がしないのか解明した。この発見は、のちに工事現場用ヘルメットにも流用される。」

福太郎「ええやん」

優日「スゴイじゃん」

真樹「というか、思ったんだけど本家ノーベル賞と比べてだいぶ分類細かいよね。」

久秀「その年によってテーマがあるから、それに沿って可変するのよ。」

ともき「へぇ、そうなんだ。」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!第1部:スピード・ワゴンの必殺武器は?」

優日「クールに去るぜ」

真樹「おせっかい焼き」

摩耶「荒くれ」

金剛「それ、どれも武器じゃないよな」

福太郎「仕込み刃入りシルクハット」

久秀「重そうね。」

ともき「確かに」
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