ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】4

ーラスタ・ラヴー

稲葉「ガールズトークツー。」

千草「またぁ?」

稲葉「股なんて…千草ったら」

千草「……」

稲葉「睨んじゃ。イ・ヤ」

優日「じゃあ、前聞けなかったし、稲ちゃんの好きタイプは?」

稲葉「そうね…人間かしら。」

鈴猫「うん、普通そうね。」

美喜「ていうか…返しかたが悠と同じなのよ」

稲葉「あら、偶然ってあるものね。」

優日「世の中不思議だね。」

千草「不思議というより、稲っちと悠の存在が不可思議よ…。」

稲葉「冗談よ。そうね……悠かしら。良い意味でも悪い意味でも」

千草「これほど恋愛感情を一切の微塵も出さずによくいえるわね」

稲葉「そんなことないわよ。悠、好きよ。大好き。クスクス」

千草「一応聞くけど…どこが好きなわけ?」

稲葉「地面に這いつくばって泥と汗にまみれても必死にもがいてるところに首輪と鎖、ついでに手錠をつけて服従させたくならない?」

美喜「個人的に悠をいじめたいわけね」

稲葉「やぁね。悠はそういう姿が似合いそうって話ですわ。」

鈴猫「……」

優日「ひそひそ(まったく気にはしなくていいと思いますよ。)」

鈴猫「う、うん…」



稲葉「個人的に好きを聞くより、この人なら安心できるを聞きましょうか。まずは…ともき君とか」

千草「アリでしょ。ちょっとヘタレっぽいけど」

優日「けど、そっと側に居てくれたら安心できそうだよ。」

六花「やさしそうだよねー」

稲葉「悠だといやらしそうよねー」

小雪「やさしそうなら翼くんかな。」

美喜「無意識に彼女を守るってタイプだものね」

優日「悠だと無意識に女を食べる(性的な意味)タイプだもんね」

鈴猫「あ、えーと…」

炎銃「お前らはなんも分かってねぇな。どれもこれも男気がねぇよ。もっと肉体的なもんがいるだろ。金剛とか拳二のおっさん、ローガンみたいによう」

稲葉「つまり筋肉ですね。「彩」の代わりに「炎銃」さん」

炎銃「変な言い回しすんな。そうだ筋肉だよ。やっぱガタイはデカクねぇとな。」

鈴猫「意外…炎銃も男の好みあったんだ」

炎銃「好みっか強さだな。ま…眼鏡にヒョロッとした東の野郎とか化け者みたいな髪した秋葉の野郎は死ねばいいな。」

稲葉「あらあら、ピンポイントね」

鈴猫「え、えーと…その…」

六花「クール系なら宮塚さんとか千夜くん?あの二人ってモテそうですよねー。」

鈴猫「宮塚君ってなんでか女性関係の話きかないね。」

炎銃「あの二人は女に興味ねんじゃね?ま、小うるさくねぇぶん好感はもてるけどな」

稲葉「そうね。悠も黙ってれば見栄えはいいのにね。」

鈴猫「えーと…あのさ…」

悠「お前ら……本人が居る前で酷くないか?」

優日「あ、やっと喋った。」

稲葉「だってガールズトークっていってるのに居るんだもの」

悠「一番最初からここにいたよね?ずっと本読んでたよね?」
81/100ページ
スキ