ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】10

ーラスタ・ラヴ(7/28/夜)-

悠「「勝ち負け」にこだわったり頭を抱えるような「トラブル」とか夜も眠れないといった「敵」をつくらない…というのがわたしの社会に対する姿勢でありそれが自分の幸福だという事を知っている……」

福太郎「せやけど、女の手首は持ち歩く」

悠「変態だから多少はね」

ともき「多少どころの話ではないんだよなぁ。」

吉音「もぐもぐ、もぐもぐ」

福太郎「何食べとるン?」

吉音「おにぎりー!」

優日「もぐもぐ」

真樹「優日ちゃんは?」

優日「おにぎりー!」

悠「コンビニのショーケースからおにぎりが消えた日、それが今日だ。」

ともき「まぁ、コンビニならなくなることは結構あるけどな。」

福太郎「ただ、この時間帯でごっそりなくなるんはあんまりないかな。」

悠「まぁ、店側は売れて満足だろ」

久秀「またエサ代がかかってるみたいね。」

悠「エサ代というんじゃない!」

吉音「ひーちゃんも食べる?」

久秀「遠慮しておくわ。」

吉音「遠慮しなくていいよー!」

福太郎「優しみ」

優日「からあげもあるよ」

ともき「どれだけ買ってきてんだ」

優日「夏は小腹がすくからね。」

真樹「小腹ってことはご飯枠じゃなくておやつ枠ってことかな?」

吉音「そうだよ?」

真樹「僕は絶対に太っちゃうわ…。」

悠「筋肉をつけろ」

真樹「いらなーい」

悠「筋肉を……つけろっ!!」

久秀「うるさい」

悠「すいませぇん」

久秀「……」
ゴッ!
バッ!
悠「連日鉄扇を足の指に落とすのやめろ!お前のせいで、おれの足の指は一部ペディキュアしたみたいになってんだからな!」

久秀「ふーん…」

悠「興味なしかい!」

吉音「ぺでぃきゅあってなに?」

優日「足の爪のマニキュアのことだよ。」

真樹「夏はサンダルとか履くからしっかり足の爪もお洒落にしないとねー。」

吉音「もぐもぐ」
優日「もぐもぐ」

真樹「えぇ……めっちゃおにぎりほうばっとりますやん。」

ともき「化粧より食事なんだな」

福太郎「んっ、お化粧して綺麗な子もおればせんでも綺麗な子もおるしな」

真樹「僕は両方」

悠「ちなみにおれは化粧落とすとかなり童顔になる女を……」

久秀「……」
ピッ
BONN!
悠「ぎゃぁぁっ!」

優日「キラークィーン、第一の爆弾!」

悠「ほんとに爆破されてんだよ!」

ともき「なんで平気なんだよ…。」

悠「右手で局地的にバリア―(風障壁)をはって左手で爆炎を吹きあげて散らす。これが龍剄気功だ!はい、小鳥遊お勉強問題!第4部:杜王町の特産品は?」

優日「ゴマ蜜団子」

悠「それは八部」

吉音「おいしそう!」

真樹「確かに」

福太郎「牛タンの味噌漬け」

吉音「おいしそう!」

優日「肉食べたいね。」

悠「……」
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