ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】10

ーラスタ・ラヴ(7/25/夜)-

悠「貴様がやっているのは賢い行いではない!」

優日「そして悠は賢くはない、狡賢い」

悠「褒め言葉だよな?」

久秀「どうして久秀に振ったのかしら?」

悠「狡賢いだろ」

久秀「……」
パッ
ゴッ!
悠「叩くとかじゃなくて、足に鉄扇落してきやがった…。」

久秀「落ちちゃっただけよ。わざとじゃないわ。」

悠「……」

福太郎「っていうか、平気なん痛ぁないん?」

悠「めっちゃ痛いよ?落ちちゃっただけなのに足の小指に直撃したから絶対爪割れてるか内出血してる。」

優日「ふふっ」

悠「なにわろとんねん!!」

久秀「いいから、拾いなさいよ。久秀の鉄扇。」

悠「ええ……。オレぇ?」

久秀「なにか文句あるの?」

悠「……」
スッ
久秀「ありがとう。」

真樹「あ、お礼はいうんだ」

久秀「久秀は礼儀知らすじゃないからね。」

悠「……」

久秀「なにか言いたそうね。」

悠「やたらドスケベな下着はいてっけどどこで買うんだそういうの」

久秀「……」
ゴスッ!
悠「超痛い」

ともき「お前バカだろ」

優日「鉄扇を拾う一瞬の間に下着を覗く、これが本物の変態です」

福太郎「鉄扇の束で人中のあたり突かれたけど平気なん?」

悠「さっきも言ったけど、超痛い」
ダラダラっ

拳二「鼻と口から血でてんぞ。」

悠「ティッシュくれ」

ともき「あー、もー、ほら」

悠「うー、痛い……」

優日「でも、まぁ、エロい下着見れたから?」

悠「トントンかなぁ。」

ともき「コイツは…。」

久秀「まぁ、下着見られた程度、別にどうということもないのだけど。」

悠「なのにおれ鉄扇を叩きこまれたの?!」

久秀「蚊が居たのよ」

悠「だとしてもオーバーキル過ぎるんだよなぁ。」

拳二「なんでもいいけど、金は貰っとくぞ」

悠「てめぇ!ドロボウ!いつのまに封筒抜きやがった!」

拳二「誰が泥棒だ。あと、支払うから封筒に入れてたんだろ。」

真樹「何だかんだで毎月ちゃんと払ってるよね。」

久秀「いい加減に買い取りなさいよ。それで、久秀に譲渡しなさいよ。」

悠「前半はともかく後半はおかしい。はい、小鳥遊お勉強問題!第4部:杜王町の名所で不気味な外見だが、人々からは待ち合わせスポットとして親しまれているところは?」

優日「魔犬ケルベロス像前」

ともき「忠犬ハチ公像前みたいにいうんじゃない。」

真樹「池袋西口公園」

悠「おれらのベストスポット」

久秀「権利書を売っていただけないかしら?」

拳二「いいや、ダメだね。」

福太郎「アンジェロ岩」
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