ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】10

ーラスタ・ラヴ(7/21/夜)-

悠「まともにスタンドを出すタイプはひさしぶりだな……………。」

優日「お前はバカ丸出しだー!」

悠「言われてるぞ」

真樹「自分が言われてるという風には考えない?」

悠「ぜんぜん」

久秀「バカは自分の事に気がつけないから……ね。」

悠「憐れんだ目で見るんじゃないよ!!」

ともき「見られて当然なんだよなぁ。」

悠「乱れて当然?なに、エロい話?」

ともき「……」
バシンッ!
悠「撫でつけるようなハリセン打撃!」

久秀「鋸でやり直したらどうかしら」

悠「ただの拷問なんだよなぁ。」

優日「既に質問は拷問に変わってるんだぜ?」

悠「涙目のルカを殺した覚えはないんだよなぁ。」

福太郎「殺されかけたことは?」

悠「やっぱり、涙目のルカにはないな。他にはいっぱいある。」

優日「でも生きてる」

悠「悪いか?」

優日「……ちょっと、ちょっとだけね」

悠「まさか、生きてて悪いといわれるとは思わなかった。なんて日だっ!」

久秀「死ぬなら店の権利書を渡してからにしなさい」

悠「お前にだけは渡さんよ」

マリア「は?」

優日「権利書はいらないけど余った和菓子なら貰ってあげるよ?」

悠「余った菓子は吉音の胃袋に終われていくから余らないんだよなぁ。」

福太郎「余りなしってすごいな」

久秀「廃棄物は出なくともお金も生まれないのだけどね。」

悠「ははっ」

久秀「笑いごっちゃないから」

悠「すいません…」

ともき「素直だな」

悠「でも、ギリ黒字経営だから」

久秀「売り上げの大半が定食とかだけどね。」

真樹「定食屋だったけ?」

悠「茶屋!!」

福太郎「まぁ、茶屋でも食事出すしな」

ともき「因みに一番売れてるのは?」

悠「えー……なんだろ、かき氷?」

久秀「ミックスフライ定食よ」

ともき「定食屋じゃねぇか」

悠「ち、違うもん!茶屋だもん!」

優日「他に出てる注文は?」

久秀「ミックスフライ定食、生姜焼き定食、天ぷら定食」

福太郎「定食三銃士かな?」

悠「ああ、あとトン汁と白飯のセットっていうのも良く出るぞ。」

ともき「……」

悠「……漬物と梅干しは自家製です」

ともき「定食屋やれ」

悠「お菓子とお茶もうれてるんですぅー!」

久秀「確かに冷やし甘酒とシロクマ風の氷菓子の売れ筋は上場ね。」

悠「だろー?」

久秀「逆に言うとその二つ以外はお察しなのよね。」

悠「……はい、小鳥遊お勉強問題!第2部:柱の男のひとりワムウの必殺技は?」

久秀「……」

ともき「見られてんぞ」

悠「おれからは見ないからセーフ」

優日「ワムウ!」

真樹「バウム!」

福太郎「神砂嵐」
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