ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9

ーラスタ・ラヴ(7/15/夜)-

悠「ジャンケンがしたいんだよぉ~~。」

福太郎「ジャンケン小僧がやってきた」

久秀「そこに居るのは小僧じゃなくて悪童だけどね。」

悠「誰が悪童やねん!この悪党!」

久秀「あら、ありがとう。」

悠「しまった、奴にとっては褒め言葉だった!」

優日「だったら悠にとっても悪童は褒め言葉じゃない?」

悠「じゃないデース!」

福太郎「ペガサスかな?」

優日「初期トゥーンデッキでかかってこいよ」

悠「無理。」

真樹「諦め早くない?」

悠「初期のトゥーンて事故の多いレアな紙束だからな」

真樹「事故の多いレアな紙束ってなに?」

福太郎「パーツ取りようの塊かな」

久秀「もう直接相手を刺せばいいじゃない」

悠「デュエルってそうじゃないから。」

優日「でも、あの世界では普通にカードで死人出るけどね」

ともき「カード死ぬって嫌だな……」

悠「死は平等だから仕方ない」

優日「死をたたえよ、死は幸いなり、いざ、幸いの地へ」

福太郎「死の祈り」

悠「やだ、アスラ先生がいらっしゃらなくなるからガラテアさんのもとにはいきません!」

福太郎「やるとしても全技覚えてからやね。」

ともき「ガラテアの方が来ないでくれって思ってるだろうな。」

悠「おれの側に近づよるなぁー!」

優日「今日のボス」

久秀「悠も謀殺とかされてみない?」

悠「いやに決まってんだろ。ああ、死に方で思い出したんだが失恋死もきついがハゲ死もきついと思うんだ」

ともき「ハゲで死ぬのかよ」

悠「死ぬぞ」

ともき「え?」

悠「ギリシアの三大悲劇詩人のひとりアイスキュロスを知ってるか?」

真樹「しらない」

優日「なに、ハゲで死んだの?」

悠「死因は亀だ」

福太郎「亀……亀ってあの甲羅のある?」

悠「ヒゲワシという鷲がアイスキュロスの頭をめがけて亀を落としてきて即死したらしい。」

ともき「意味が分からない」

プロメ(仮)【解説します。ヒゲワシは亀を岩石に落として甲羅を砕いてから食べる習性があります。アイスキュロスの頭が禿げていたため岩石に見えて亀を落とされたのです。】

久秀「それで死んだと」

悠「死因は亀と禿げだ。ちなみに彼の死に方はかなり珍しい死に方とされてる。」

ともき「そりゃそうだろ」

久秀「悲劇詩ってより悲劇死ね。」

悠「やるじゃなーい。はい、小鳥遊お勉強問題!第5部:拳銃使いミスタの嫌う数字は?」

優日「2も実はそんな好きじゃない」

福太郎「2倍したらアレになるって理由」

真樹「DEATH13」

ともき「2を2倍してなぜ13になる」

久秀「……」

悠「……あの?」

久秀「いわないわよ」

悠「(´・ω・`)」

ともき「4」

悠「やったぜ!」
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