ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9

ーラスタ・ラヴ(7/5/夜)-

悠「同じ場所に隣りの世界を同時に存在させられる。それがスタンド能力“いともたやすく行われるえげつない行為”『D・D・D・D・C(ディー・4・シー)』」

マリア「悠さんの身に起こっていることですか?」

悠「いともたやすく行われているえげつない行為!!」

ともき「そういうことになる原因は悠にあるんだけどな」

悠「ポルナレフ、何を言っている」

ともき「誰がポルナレフだ」

真樹「で、自分に原因があるとは思わないの?」

悠「我が心と行動に一点の曇りなし……!全てが『正義』だ。」

福太郎「今日はヴァレンタイン大統領な日なんかな」

悠「どっじゃああぁーーん」

崇「……」

悠「やだ、すっーげぇ冷たい目で見られた」

マリア「蹴られなくてよかったじゃないですか」

悠「なにもしてないのに蹴られるほうがおかしいんだよなぁ。」

崇「お前は頭がおかしいがな」

悠「言われてるぞ」

真樹「どう考えても僕のことじゃないから!」

悠「マジかよ。っか、なんだよ、まだ根に持ってるのか?用もないのに電話したこと」

崇「……お前のくだらん所業にもんもんさせられるのが非常にムカつく」

悠「ギャグだよギャグ」

ともき「どういうギャグだ」

悠「窈に闇営業の話をするってのをまだやってないんだけど一緒にやるか?」

崇「それをして楽しいのか?」

悠「崇をからかうよりは微妙かな」

崇「……」
ヒュッ
ビッ
悠「……あれ、何か頬がヒリッとする」
タリッ

福太郎「頬から血が垂れとるで」

悠「超怖い」

ともき「なんでお前は火薬庫に手を突っこもうとするんだ?」

悠「この人間世界の現実……新しい時代の幕開けの時には必ず立ち向かわなくてはならない『試練』がある。『試練』には必ず「戦い」があり「流される血」がある。『試練』は「強敵」であるほど良い……試練は「供えもの」だ。りっぱであるほど良い。」

崇「……何を言ってるんだコイツは?」

ともき「無視してください」

マリア「もしくは頬骨砕く方向で」

悠「いともたやすく行われるえげつない行為!じゃあ、イグノーベル賞の話してえげつなさをなくそう。」

ともき「無理やりな自己解決だな、おい」

悠「2001年技術賞。ジョン・キーオ、オーストラリア特許庁」

ともき「特許庁?」

悠「ジョン・キーオが21世紀にもなって「車輪」の特許を出願し、それを認可してしまった。 」

崇「車輪?」

真樹「タイヤとかじゃなく車輪?」

福太郎「確かオーストラリア特許庁の査定がクソガバやったンを皮肉るためやったはず」

マリア「なるほどなー」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!第7部:ジャイロ・ツェペリの愛馬の名前は?」

マリア「ミノタウロス」

ともき「馬でもねぇな」

真樹「ファルシオン」

崇「……銀シャリ号」

悠「お前、よく吉音の馬の名前覚えてたな。」

福太郎「ヴァルキリー」
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