ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9

ーラスタ・ラヴ(6/25/夜)-

悠「フランスの「パリ」ってよォ………英語では「パリスPARIS」っていうんだが、みんなはフランス語どおり「パリ」って発音して呼ぶ。でも「ヴェネツィア」はみんな「ベニス」って英語で呼ぶんだよォ~~~。「ベニスの商人」とか「ベニスに死す」とかよォーー。なんで「ヴェネツィアに死す」ってタイトルじゃあねえーんだよォオオォオオオ――ッ!それって納得いくかァ~~~おい?オレはぜーんぜん納得いかねえ……なめてんのかァ―――――ッ このオレをッ!イタリア語で呼べ!イタリア語で!チクショオ―――ムカつくんだよ!コケにしやがって!ボケがッ!」

ともき「……」

悠「これを覚えるのとひと息で言えるようになるためにかなり練習した。」

ともき「お前のその無駄な努力を別のところに回せ」

マリア「誰ですか?」

福太郎「ギアッチョ。スタンドはホワイトアルバム。能力は超低温。」

悠「超低温は「静止の世界」だ……低温世界で動ける物質はなにもなくなる 全てを止められる!オレの「ホワイト・アルバム」が完璧なのはそこなのだ!爆走する機関車だろうと止められる!荒巻く海だろうと止められる!その気になりゃあなあ―――ッ」

ともき「やかましい!」

拳二「いや、ホントにうるせぇな」

悠「はぁはぁ…。」

真樹「息切れしてんじゃん」

悠「あれだけ叫べば誰だって息切れする。」

マリア「なら叫ばなきゃいい定期」

悠「叫びたいときってあるじゃん?」

ともき「お前は毎日叫んでるだろ」

拳二「獣かなんかかよ」

悠「やかましいゴリラ族!」

拳二「……」
ゴッ!
悠「痛い!」

ともき「そりゃ殴られるわ」

マリア「攻撃力2000ぐらいありそう」

福太郎「怒れる類人猿かな?」

悠「バーサークコング」

拳二「あぁん?」

悠「テメーじゃねぇわ!てめーはもっと下品な獣だ!」

拳二「……」
ゴッゴッ!
悠「痛いんだよっ!!」

ともき「だから殴られて当然だろ」

悠「久しぶりにイグノーベル賞の話しようか。1999年教育賞、カンザス州教育委員会、コロラド州教育委員会。キリスト教を信仰するあまり、「万物は神が創造した」という創造論に傾倒。ダーウィンの進化論を小中学校の教科書から削除させた。」

マリア「先祖返りか何かですか?」

福太郎「神様も引いてそう」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!最高級の部位でもある、非常に柔らかい家畜の大腰筋のことを何というか?」

福太郎「フカヒレ」

真樹「美味しい」

ともき「鮫の話はすんな」

マリア「ヒレですね」

拳二「で、家賃」

悠「チッ、忘れてなかったか。」

拳二「まだ殴られたりないか」

マリア「どんどんガスガスいきましょう」

悠「うぉい!」
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