ー談話ーラスタ・ラブへようこそ~【Ⅰ】4

ーラスタ・ラヴー

悠「ということで、ともきはヘタレの皮を被ったエロスなのがわかってくれたと思う。」

ともき「わかんねぇし…ぶっ飛ばすぞ!」

美喜「はい、睡眠誘導装置(鉄アレイ)」

澪「ともき落ち着けよ。オーナーもしまってください。」

悠「けど、ともきはいい男だぞ。つかさを大事にしたいがためにちょっと手を繋ぐとか、ちょっと屋上で肩並べて昼飯とか、ちょっと膝枕とか、ちょっと帰り道を遠回りになっても送っていくとか、たまーにチュッチュッするとかしか発展してかないんだから。もう、ともきちぇき~」

ともき「なぁ…お前なんで知ってんの?なぁ?ちょっと話するか?あぁ?」

悠「ともきさん、ともきさん、怖いです。ホントに怖いです。」

鈴猫「いいなぁ…」

真桜「なんだ猫発情中か?本当に節操無しだななの」

鈴猫「このっ…」

六花「ねーねー、悠くんはどしてそんなに知ってるのー?」

悠「そりゃ……まぁいろいろとその…」

ともき「やっぱ覗いてやがったのか」

悠「誤解すんなよ!最後までは覗いたり野暮な真似はしないっての!」

ともき「最後までは……?」

悠「まぁ、正直なんどか目撃はしました。」

ともき「てめぇ…」

悠「と、ともきも悪いんだぞ。俺が屋上でサボってたら二人でラヴフィールド展開し出して出るに出られなくなった俺の気持ちがわかるか!」

優日「それは出られないね。」

悠「何回屋上から飛び降りて窓枠につかまって教室に戻ったことやら…」

ともき「そ、そんなことしてたのか…っか、普通に声かけろよ」

悠「いや…だって…」

ともき「なんだよ…」

悠「ひそひそ(ともき、甘えんぼなのに甘え下手じゃん。二人きりの時くらいは俺だって空気読むぜ?)」

ともき「ひそひそ(な、なにを…)」

悠「ひそひそ(何でもそつなくこなすのはいいけど、たまには俺にぐらいは甘えろよ。ブラザー)」

ともき「っ…」

優日「ともきくん顔真っ赤だよ?」

悠「まぁ、ともきゅん分析はこのくらいにして、次は翼な」

翼「ぜんぜんしなくていいから」

悠「つまり…ムッツリを認めると」

翼「殴るぞ。」

悠「そういいますけどー……好きだろ?おっぱい。」

翼「睡眠誘導装置(鉄アレイ)借りれますか?」

悠「じゃあ!聞くが!」

翼「っ…」

悠「お前はおっぱいが嫌いか?パンチラは嫌いか?んん?見ちゃうだろ?」

翼「み、見ねぇよ!」

悠「うん、そうだな。俺みたいに直視はしないな。すぐに目をそらす子だ君は…だがな!見る…だろ?話してたり歩いてたりして不意に胸が揺れると無意識に見ちゃうだろ?恥ずかしがるなよ…当然の反応なんだから…」

翼「そ、それは…」

悠「悪いことじゃな…痛い!」

鈴猫「マインドコントロールしない!」

優日「はい、教育的指導入りました。」

悠「いや、俺は男の本能がなんで有るかをだな…」

美喜「誰か買い物ない?」

六花「はーい、悠くん、牛丼買ってきてー。あと濃い牛乳もパックで」

悠「また、パシリかよ!くそー!」

紅「おー…奴隷が条件反射になってるな」

ともき「翼、悠と話すときは気をつけろ…」

翼「あ、あぁ…(あれ?なんか前にも似たような事があったような??)」
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