ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9

ーラスタ・ラヴ(5/22/夜)-

悠「オロロロッ―ン!」

ともき「何嘆いてる」

悠「遊戯王がまたやっちまったよ。やっちまったよぉ。」

ともき「ついこの間、真エクゾディアの話したばっかりだろ。」

悠「あんな、おふざけドスコイ!とは違う」

詠子「面白さはあるんですけどね。」

福太郎「特殊勝利はロマンやから」

悠「で、今度はマジでヤバい。プロメ。抹殺の指名者」

プロメ(仮)【速攻魔法。このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。(1):カード名を1つ宣言して発動できる。宣言したカード1枚をデッキから除外する。ターン終了時まで、この効果で除外したカード及びそのカードと元々のカード名が同じカードの効果は無効化される。】

悠「ヤバいだろ?」

ともき「うん、わからん」

神姫「要するにデッキのカード1枚を宣言して除外すると、そのターンはそのカードが使えないってことね。」

真樹「……使えなくなるのなら意味なくない?」

福太郎「はーん……これは強カードやな」

マリア「そうなんですか?」

神姫「現代遊戯王だとね。いくつかのカードはどんなデッキにも高確率で刺してあるってものがあるの、例えばうららなんかね。それを潰せるのよ。」

悠「そこなんだよ。このカードは最強とは言わないまでも、強カードの一角を占めるものになる。」

詠子「理論的に言って、全てのメインデッキカードをシャットダウンできるポテンシャルがありますね。」

福太郎「最も採用されそうなんはミラーマッチにおいてパワーカードを無効化する場合か、墓穴の指名者のような汎用パワカを無効化する狙いやろね。」

神姫「或いは、フラッドゲートを無効化するか、手札誘発に対する4枚目の墓穴の指名者にするか……。」

詠子「このカードからデッキ構築を始める、という程の軸となるカードではないですけど、全てのデッキに3積みできるカードですよね。」

神姫「メタファイズにとっては黄金櫃の代わりになるわね。」

詠子「自分のデッキにあるカードを除外しなければならない故、引き込みに関してはデメリットも多少ありますが、それをカバーして余りあるパワー。うららや増Gといったほぼ必須なカード対策には勿論、ミラーマッチで先行を取った時の強さは最強格じゃないでしょうか。」

福太郎「いやぁ、久々にヤバいカードを見た気がするわ。これ、ゲーム特典かなんか?」

悠「残念……Vジャンプの付録だ。600円で確実に手に入っちまうんだ!」

神姫「あーぁ…」

福太郎「これは高騰待ったなしの即制限待ったなしやな」

詠子「せめいパックで出せばいいのに…」

悠「ラジオまで待とうかと思ったけど我慢できずに話題にしちゃったよ。はは、はい、小鳥遊お勉強問題!森のバターと呼ばれているものは?」

福太郎「あぼーん」

マリア「睾丸っていうのは嘘らしいですね。」

ともき「おい」

神姫「アボガド」

詠子「わさび醤油で食べたいですね。」
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