ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9

ーラスタ・ラヴ(5/21/夜)-

悠「またやべぇカードが出たぞ!!」

ともき「はぁ」

悠「あら、反応薄い」

ともき「正直カードの話はわからん」

悠「鮫映画の話をしようか?」

ともき「やめろハゲ!」

悠「ハゲてねぇわ!!」

マリア「で、今度はどんなカードがでたんだい、ジョニィー!」

ともき「ジョニィーって誰だよ……あとなんだそのアメリカの通信販売みたいなノリは」

悠「ジョニィはジョニィ・ジョースターだろ」

福太郎「これはもう爪ではないタスク(牙)だ」

ゆうな「で、どんなカードが出たの?」

ゆえ「わたし、きになります……!」

悠「真・エクゾディア」

ともき「エクゾディア……ってあれだろ、5枚手札に揃えたら勝ちのカード。」

悠「そう、アレが5パーツ全部そろって一枚になったカードだ」

詠子「ネクロスのようなカードですか」

悠「……」

詠子「あれ、違いました?」

悠「現物はこんな感じだ」
スッ
【真・エクゾディア】

「「「……」」」

ゆうな「なぁにこれ?」

ゆえ「ぶさいくなゆるきゃらっぽい……」

マリア「ドスコイッ!て言いながら攻撃しそうですね。」

真樹「っていうか、この効果おかしくない?」

効果モンスター
☆1/闇属性/魔法使い族/攻0/守0
このカードがモンスターゾーンに存在し、このカード以外のお互いのフィールドのモンスターが「封印されし」通常モンスター4種類のみの場合、このカードのコントローラーから見て相手はデュエルに勝利する。

悠「おかしいよ」

真樹「だよね。だって召喚したら負けちゃうじゃん」

詠子「これ……ヤバいですね。」

悠「ヤバいよな。」

福太郎「えー、ちょい待って……ヤバいな。」

ゆうな「どうヤバいの?」

悠「端的に言えば封印されし手足を自分のフィールドに並べて、相手フィールドに真エクゾディア召喚すれば勝てる。つまり、ワンキルの元だ」

ともき「それって難しくないのか?特に効果のないモンスター4体も召喚したり、相手のフィールドに自分のモンスターを召喚したり」

福太郎「そうでもないんよなぁ。ぶっちゃけ下級バニラを並べるってそんな難しいないんよ。むしろ強力な効果モンスターは特殊召喚に制限がかかったりするぶん、ただの下級バニラは出し邦題。」

詠子「相手フィールドに出すのもギブ&アンドテイク(※)のようなカードを使えば何も問題ないですからね。」

※:通常罠
(1):自分の墓地のモンスター1体と、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。対象の墓地のモンスターを相手フィールドに守備表示で特殊召喚し、対象のフィールドのモンスターのレベルはターン終了時まで、その特殊召喚したモンスターのレベル分だけ上がる。

悠「理想としては先攻を取る、四パーツをフィールドに並べる。その間にデッキ回しとドローでギブ&テイクを引くその間のコストとして真エクゾディアを落としとくターンエンドで相手のメインと同時にギブ&テイクを発動して真・エクゾディアを相手のフィールドに召喚で勝利」

マリア「これはなんていう遊びですか?」

ゆうな「遊戯王です」

ゆえ「とくしゅしょうりわんきる……。またはじゃんけん……。」

詠子「これはまた悪い使われ方が始まるパターンですね。」

福太郎「禁止カードリレー待ったなし」

悠「エクゾディアは手札にそろえるんじゃない手足だけばら撒いて、本体を相手にぶつけるんだ!はい、小鳥遊お勉強問題!12月の誕生石は?」

真樹「タンザナイト」

詠子「トルコ石」

マリア「ターコイズ」

福太郎「ラピスラズリジュエリー」

ともき「で、正解は?」

悠「全部あたってる。」
43/100ページ
スキ