ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9

ーラスタ・ラヴ(5/18/夜)-

悠「ああ、癒しが欲しい……あ、あるじゃーん!」

吉音「ほへ?」

悠「はい、ここ座る。」

吉音「はい」

悠「はい、そこにおれが寝転がる。ふー……。」

ともき「ふー……じゃないだろ。」

ラム「なにあれ?」

福太郎「癒し=女の子の太ももっていう世界の真理に到達した流れちゃうかな。」

ラム「アンタも何言ってんだ」

マリア「頭に石とか落としましょう」

摩耶「頭に落としたら吉音ちゃんの足にも負担が出るよ」

マリア「じゃあ、股間ですね。」

悠「やったらテメーを暗黒空間にぶちまけてやる。」

福太郎「ヴァニラアイスさんかな」

吉音「アイス!」
バッ!
悠「ぎゃっん!」
ドダッ!

吉音「あ、ごめん。」

悠「急に立たれるパターンは想定外だったわ。」

ともき「いいから起きろよ」

悠「いま吉音のパンツ見てるからちょっと待って。」

ともき「踏み潰すか」

摩耶「両足ジャンプ」

悠「さすがに潰れるから勘弁」

福太郎「それでも起きない」

吉音「ところでアイスは?」

福太郎「ヴァニラ・アイスはひとの名前やで」

吉音「えー、そうなんだぁー……」
ストッ

悠「ああ、座られた」

ともき「コイツは…」

ラム「……フッ」
ピトッ!
悠「……ん?グッ!んんっ……!起き上がれない!」

福太郎「札って人間にも有効なんやね。」

ラム「呪符っていうでしょ?悪鬼を封じるだけが札じゃなのよ」

悠「なんでもいいから取ってくれませんかねぇ?」

ラム「床が好きなんでしょ?」

悠「パンツが見えないなら意味がない!!」

福太郎「魂のシャウト」

マリア「これが小鳥遊悠!なのでこのまま埋めましょう。」

摩耶「土葬だね。」

悠「死んでないんだよなぁ。」

ともき「お前、わりと余裕だな。」

悠「まぁ、本気出せば動けるし。」

ラム「嘘おっしゃい根性や力でどうにかできるほど私の札は弱くないわよ。」

悠「でも、呼吸はできる。」

吉音「止まったら死ぬよね?」

悠「吉音は賢いなぁ。ただ、まぁ、それ以前に仰向けかつ、札の位置は胸のあたり、呼吸ができる……これだけ揃ってればすうぅぅって……プゥッ!」
パッ!ひらひら……

ラム「あっ?!」

悠「こうやって剥がせるわけだ。」

ラム「んな……バカな……。」

福太郎「あら、ラムさんが割とガチに呆気」

悠「まだまだ爪が甘いな。自分の力に過信しすぎると痛い目合うから気を付けるんだぞ。」

ラム「ぐぅぅっ!」

マリア「本気で悔しそう」

ともき「こうやってナチュラルに青って敵を増やしていく」

吉音「そりゃトラチーも切れるわけだね。」

悠「なんのことやらはい、小鳥遊お勉強問題!10月の誕生石は?」

福太郎「オーパーツ」

マリア「パイオツ」

摩耶「カイデー」

ともき「何言ってんだ」

吉音「オマールエビ?」

ラム「どっからエビが出てきたの……」

吉音「海?」

真樹「オパール」
41/100ページ
スキ