ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9

ーラスタ・ラヴ(5/15/夜)-

悠「パンパカパーン」

ともき「……」

悠「ふー……」

鈴猫「え?」

悠「え?」

鈴猫「あの、今のは?」

悠「今の……とは?」

鈴猫「パンパカパーンって」

悠「ああ、別に意味はないよ」

鈴猫「そ、そうなんだ」

ともき「顔面に肘叩き込んでやってください」

鈴猫「い、いやいや」

優日「じゃあ、何かでぶん殴りましょう。ガツと」

摩耶「はい、レンガ」

優日「ナイス摩耶君。はい、鈴猫さんレンガです」

鈴猫「殴らないよ!?」

福太郎「なんでレンガがあるン?」

金剛「何でだろうな……ラジオの時からあるんだ。」

悠「それゃレンガだけに……」

鈴猫「レンガだけに?」

悠「……むかーしむかしのことじゃったぁー」

ともき「お前、そのままオチが思いつかないまま続けるんならとっとと諦めろよ」

悠「はい」

優日「はい、じゃないんだよなぁ。」

摩耶「罰とてこれ食べてね。」
スッ
悠「レンガは食べられませぇーん!」

摩耶「いいから、奥歯で噛みしめて」

悠「しゃあないなー」

鈴猫「ダメだよ!?」

優日「どっかの民族は土を食べるらしいし問題はないんじゃないかな」

真樹「お肌にもいいっていうし。」

ともき「それはどっちも別物でレンガにしたらダメだろ」

悠「キャッチレンガでもする?」

ともき「やめろバカ!」

福太郎「キャッチしても痛そう」

悠「でも、金剛にぶつけてもダメージはないから」

金剛「ものをぶつけられることが心へのダメージなんだが」

悠「え、そうか?おれなんてレンガどころかダートとか投げられるぞ?」

ともき「それはまた別の問題だろ」

悠「でもね、こ、ココロ、すす、スリヘラナイ」

ともき「だいぶ参ってるじゃねぇか」

摩耶「あと、もう一息だね」

鈴猫「なにが?!」

悠「摩耶はときどきおれを壊そうとするからなぁ。」

摩耶「悪意はちょっとしかないよ」

福太郎「ちょっと」

摩耶「ちよっと、ほんのちょっと。」

金剛「無邪気にやってる方がヤバいんだけどな」

悠「おれも無邪気にへそをつく!」
ツプッ!
鈴猫「ひゃう///!」

優日「私はその指をレンガで無邪気に叩く!」
ガンッ!
悠「あぎぃっ!」

福太郎「これがバタフライエフェクト」

ともき「ぜんぜん違います」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!7月の誕生石は?」
べきょっ

ともき「普通に指曲がってたし、普通に元に戻したな」

優日「わりとガチで叩きました」

鈴猫「そ、そこまでしなくとも……」

摩耶「ナイス」

真樹「ルビー」

金剛「ほお、ルビーか」
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