ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9
ーラスタ・ラヴ(5/13/夜)-
悠「暑くなると同時に恋しくなるのが雨」
ともき「でもなぁ……降ったら降ったでジメジメするからな」
悠「おれが側にいるからどんなときもカラッとしてるだろ」
マリア「毒素振りまいてそう」
悠「どうして最近、おれを毒属性と呪詛属性にしたがるんだろうか」
ともき「日頃の行いを見直してみろ」
悠「キラキラ輝いてる」
真樹「なんでじゃあーボケー」
悠「あぁん?!なんったオラァン!」
福太郎「せやけど悠、毒も悪いもんちゃうやろ」
悠「え?」
ミシミシっ
真樹「おごごっ」
福太郎「ケムリクサ」
悠「あ……早起きしちゃう……」
マリア「よく分かりませんけど……とりあえず解放されてよかったですね。」
真樹「ヘッドロックはホントにやめて欲しい。髪型が崩れる」
ともき「そっちかよ。」
マリア「ダメージよりおしゃれを優先……これがプロフェッショナルなんですね。」
ともき「なんのプロフェッショナルだよ。」
悠「変態じゃね?」
真樹「それだけは、それだけは悠に絶対言われたくない。」
悠「誰が変態だ!おれは性豪なだけだ!」
ともき「黙ってろ」
悠「ガラナの実をともきの家のドアに飾っておこうか。」
ともき「気色の悪いことしようとすんな!」
福太郎「ベランダ辺りやったら鳥よけになりそうやけどね。」
マリア「場合によったら通報されそう」
ともき「通報はないにしてもギョッとしたりツィッターとかにはあげられそうだな」
悠「ひゃひゃひゃ」
マリア「なに笑ろてんねん」
悠「笑う事も許されないと申すか!!」
ともき「お前の笑いは悪意があるからな」
悠「ないないナイチンゲールだよ。」
ともき「チッ」
福太郎「それってどっちのナイチンゲール?」
真樹「どっち?」
悠「偉人かモビルスーツかだな。おれはサザビーのが好き」
ともき「いきなり第三の答え出すなよ。」
悠「トロッコ問題ってしってる?」
ともき「お前……」
真樹「なにそれ」
福太郎「ひとり殺すか、5人殺すかって話」
真樹「えっ」
マリア「もうちょっと詳細に……」
悠「プロメ、トロッコ問題」
プロメ(仮)【あなたは線路の分岐点にいます。目の前の線路を制御不能になったトロッコが走っています。トロッコの行き先には5人の作業員が線路上で作業をしています。このまま何もしなければ5人の作業員がトロッコに轢かれて死んでしまいます。しかしあなたが分岐点で線路を切り替えれば、1人の作業員が作業をしている線路へと切り替わり、1人の作業員がトロッコに轢かれて死ぬ代わりに5人は助かります。そしてあなたは線路を切り替える以外の手段を取る事はできません。あなたは線路を切り替えますか?2010年に亡くなった哲学者フィリッパ・ルース・フットが提唱した「人間が道徳心から生まれるジレンマにどう対処するのか」を見るための倫理学の思考実験です。】
真樹「ひとりを犠牲にする方が単純に被害者は少ないよね。」
ともき「それはそうだな。」
福太郎「我が身を盾に戦術もダメなんやね。」
マリア「金剛さんとか雲水さんあたりならトロッコ止めるかブッ倒せそうですけどね。」
真樹「で、これがどうしたの?」
悠「これってな、切り替えを中立にしたら全員助かるらしいんだ。」
ともき「そうなのか?」
悠「トロッコがそのまま走っていきそうに見えて脱線して減速して止まるらしい。」
プロメ(仮)【補足します。それはトロッコに使われている車輪の特性によるものです。鉄道関連で使われている車輪は内側に「フランジ」と呼ばれる出っ張りがあり、これが左右のレールに内側から押し当てられることで、車輪がレールから外れないようになっています。】
福太郎「誰も死なない優しい世界線は存在したんやね。」
悠「はい、小鳥遊お勉強問題!5月の誕生石は?」
福太郎「レロレロレロレロレロレロレロ」
真樹「半径20メートル結界!」
マリア「これが最後の……エメラルド……スプラッシュ」
悠「花京院ーー!」
ともき「エメラルド」
悠「暑くなると同時に恋しくなるのが雨」
ともき「でもなぁ……降ったら降ったでジメジメするからな」
悠「おれが側にいるからどんなときもカラッとしてるだろ」
マリア「毒素振りまいてそう」
悠「どうして最近、おれを毒属性と呪詛属性にしたがるんだろうか」
ともき「日頃の行いを見直してみろ」
悠「キラキラ輝いてる」
真樹「なんでじゃあーボケー」
悠「あぁん?!なんったオラァン!」
福太郎「せやけど悠、毒も悪いもんちゃうやろ」
悠「え?」
ミシミシっ
真樹「おごごっ」
福太郎「ケムリクサ」
悠「あ……早起きしちゃう……」
マリア「よく分かりませんけど……とりあえず解放されてよかったですね。」
真樹「ヘッドロックはホントにやめて欲しい。髪型が崩れる」
ともき「そっちかよ。」
マリア「ダメージよりおしゃれを優先……これがプロフェッショナルなんですね。」
ともき「なんのプロフェッショナルだよ。」
悠「変態じゃね?」
真樹「それだけは、それだけは悠に絶対言われたくない。」
悠「誰が変態だ!おれは性豪なだけだ!」
ともき「黙ってろ」
悠「ガラナの実をともきの家のドアに飾っておこうか。」
ともき「気色の悪いことしようとすんな!」
福太郎「ベランダ辺りやったら鳥よけになりそうやけどね。」
マリア「場合によったら通報されそう」
ともき「通報はないにしてもギョッとしたりツィッターとかにはあげられそうだな」
悠「ひゃひゃひゃ」
マリア「なに笑ろてんねん」
悠「笑う事も許されないと申すか!!」
ともき「お前の笑いは悪意があるからな」
悠「ないないナイチンゲールだよ。」
ともき「チッ」
福太郎「それってどっちのナイチンゲール?」
真樹「どっち?」
悠「偉人かモビルスーツかだな。おれはサザビーのが好き」
ともき「いきなり第三の答え出すなよ。」
悠「トロッコ問題ってしってる?」
ともき「お前……」
真樹「なにそれ」
福太郎「ひとり殺すか、5人殺すかって話」
真樹「えっ」
マリア「もうちょっと詳細に……」
悠「プロメ、トロッコ問題」
プロメ(仮)【あなたは線路の分岐点にいます。目の前の線路を制御不能になったトロッコが走っています。トロッコの行き先には5人の作業員が線路上で作業をしています。このまま何もしなければ5人の作業員がトロッコに轢かれて死んでしまいます。しかしあなたが分岐点で線路を切り替えれば、1人の作業員が作業をしている線路へと切り替わり、1人の作業員がトロッコに轢かれて死ぬ代わりに5人は助かります。そしてあなたは線路を切り替える以外の手段を取る事はできません。あなたは線路を切り替えますか?2010年に亡くなった哲学者フィリッパ・ルース・フットが提唱した「人間が道徳心から生まれるジレンマにどう対処するのか」を見るための倫理学の思考実験です。】
真樹「ひとりを犠牲にする方が単純に被害者は少ないよね。」
ともき「それはそうだな。」
福太郎「我が身を盾に戦術もダメなんやね。」
マリア「金剛さんとか雲水さんあたりならトロッコ止めるかブッ倒せそうですけどね。」
真樹「で、これがどうしたの?」
悠「これってな、切り替えを中立にしたら全員助かるらしいんだ。」
ともき「そうなのか?」
悠「トロッコがそのまま走っていきそうに見えて脱線して減速して止まるらしい。」
プロメ(仮)【補足します。それはトロッコに使われている車輪の特性によるものです。鉄道関連で使われている車輪は内側に「フランジ」と呼ばれる出っ張りがあり、これが左右のレールに内側から押し当てられることで、車輪がレールから外れないようになっています。】
福太郎「誰も死なない優しい世界線は存在したんやね。」
悠「はい、小鳥遊お勉強問題!5月の誕生石は?」
福太郎「レロレロレロレロレロレロレロ」
真樹「半径20メートル結界!」
マリア「これが最後の……エメラルド……スプラッシュ」
悠「花京院ーー!」
ともき「エメラルド」