ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9

ーラスタ・ラヴ(5/11/夜)-

悠「あー……」

ともき「なんだよ」

悠「なんでもない」

マリア「イラッとさせますね。」

悠「なんでや」

マリア「じゃあ、悠さんは隣に居る人が「あー……」っていってて、どうしたのかと聞いて「なんでもない」って言われたらどうします?」

悠「相手によるが……あー言ってる時点で口に何か放り込むかな、喉の奥にヒュッてはいっていってめっちゃ咳き込むサイズの物を」

福太郎「人によったら死ぬほどきついやろなされ」

ともき「性質が悪すぎる」

悠「いいんだよ。どうせそういう奴は構って欲しくて何か気配出してるだけなんだから」

真樹「悠も?」

悠「うん。構って構ってー」

紅「せいっ……やっ!」
ブォン!
悠「伏せろぉ!」
バッ

福太郎「自分で叫んで自分で伏せてくスタイル」

ともき「いや……よく躱せたな」

悠「ゴラァ!後頭部にフルスイングやめろ!」

紅「構って欲しいんだろ?構ってやるから喧嘩しよーぜ」

悠「いやだ!」

千夜「構って欲しいんだろ」

悠「違うこういうのじゃない。」

マリア「じゃあどういうのですか?」

悠「映画の話とか」

ともき「そいつを袋叩きにしてやってくれ」

紅「ほいっと」
ガィン!
バッ
悠「避けろぉっー!」

福太郎「避けながら叫んでいくスタイル」

悠「どうして映画の話ぐらいで……」

マリア「いや、もう悠さんが映画の話を口にするのは呪詛を振りまくだけですから」

悠「呪詛なんて振りまかんぞ!ただ同じ沼に引きずり込みたくはある。」

真樹「ヘタな都市伝説の怪物より怖いんだよなぁ。」

悠「世界の七番目の不思議にして広義の意味では都市伝説のひとつと言われるおれだ!」

福太郎「七英雄もびっくり」

紅「っていうか、アホみたいな映画って見続けてるとしんどくね?」

悠「しんどいし苦しいよ」

千夜「映画見ていう感想じゃねぇな」

悠「でも、それを見終えてしばらくすると何かが弾ける気がするんだ」

ともき「たぶんそれは壊れちゃいけない何かが破裂してるだけだろ」

悠「おれの心にキラークィーン!」

マリア「心より身体壊せばいいのに」

悠「いまなんった?」

マリア「心も身体も恐さないようにしてくださいって言いました。」

悠「……」

マリア「……」

悠「Ok」

マリア「ふー……」

千夜「アホだろ」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!3月の誕生石は?」

福太郎「EHEROバブルマン召喚」

マリア「アクアパッツァを調理!」

紅「千夜ちゃん分かる?」

千夜「知らん」

真樹「アクアマリン」

ともき「へー、そうなんだな。」
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