ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9

ーラスタ・ラヴ(5/10/夜)-

悠「体温の上しょ…」

弩躬「オラァ!」
ガンッ!
悠「痛ッ!!え、なに、えっえっ?いきなり殴られた……顔を殴られましたー!」

弩躬「うっせぇよ」

悠「はい」

ともき「ずいぶんお怒りだが……なにした?」

悠「なにもしてない!」

弩躬「クソ映画を先生に渡しただろ。」

「「「あっ……(察し)」」」

悠「あってなんだよ。みんなしてよぉー!」

弩躬「とりあえず俺に謝れ。それでもう2発殴らせろ」

悠「謝るのも、殴られるのも嫌なんだけど」

真樹「そこは必死に謝って殴らないでくださいっていいなよ。」

悠「お前いまからおれの肉盾な」
ガシッ!グッ
真樹「やだー!」

ともき「最低だなぁ……」

優日「ちなみにイシュミミンが起こってる詳しい理由は?」

ともき「「ミ」が多い」

福太郎「ツッコミは忘れない」

弩躬「そこのボケが先生にクソ映画渡しただろ。そしたら帰ってくるなり映画見ましょうって観賞し始めたわけだ。俺含む門下生やら数十名でな」

ともき「うわっ…」

弩躬「いざ始まったらシンプルに……面白くねぇ!なにもかも雑い!なんで戦車で鮫と闘うんだよ!なんで戦車が四脚で動くんだよ!!」

真樹「うーん、何を言ってるのかわからない。」

弩躬「さすがにこれを付き合わすのはどうかと思って先生と俺とあと数人だけ残ってあとは帰らせたんだが……そっからまさか三本連続で見る羽目になるとは思わなかった……。」

優日「鮫映画を連続三本……苦行かな?」

悠「鳳さんはどうだったんだ?」

弩躬「……最初こそしかめっ面だったけど、途中からは何かもう笑いまくってたよ……。」

悠「ほほう、あの映画で笑えるとは……なかなかやるな。さすがおれとの以心伝心ゲームを振るコンプしただけはある。」

福太郎「笑えば正解なん?」

悠「いや、好きに楽しんでくれたらいい。ただし心を壊したらダメだ。」

ともき「あのなぁ……」

弩躬「先生がしかめっ面になるのは久々にみたが……。とにかく、あれでハマってないことを切に願いたい」

悠「弩躬も好きになればいいだろ。幾らでも貸すぞ」

弩躬「……」
ズドッ!
悠「んぎっ!!」

福太郎「……ん?」

優日「恐ろしく早い手刀……私じゃなきゃ見逃しちゃうね」

弩躬「まったく手刀ではないんだけど」

悠「ぐっ……あ、あふねぇっ……」
ビーン

福太郎「おおー、口でダートキャッチしとるやん。」

弩躬「ちっ、減らず口めがけてぶち込んでやったのに。」

悠「ぺっ……マジダートで撃つのはやめろよ。はい、小鳥遊お勉強問題!2月の誕生石は?」

弩躬「もう一発……」

悠「やめい!」

福太郎「爆弾岩」

ともき「モンスター…」

真樹「はーい、アメジストー」

優日「おお、まきちー詳しい」
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