ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9

ーラスタ・ラヴ(5/8/夜)-

悠「ああ、今日は暑かった」

ともき「そうだな。」

悠「太陽の波紋を感じたか?」

ともき「感じない」

マリア「悠さんはなんで灰になってないんですか?」

悠「それはおれが吸血鬼ではないからだ」
ガシッ!
マリア「なんで私は首根っこ掴まれてるんですか?」

悠「なにかおれを煽ることを言ったらすぐに攻撃できるようにだ。」

マリア「私は悠さんをあおったことなんてありませんよ。本気で馬鹿にしてるだけですっ!」

悠「正直な奴だ。離してやる。」

マリア「やったぜ!」

福太郎「ええんや」

悠「ここまでハッキリ言われたらな。なんかスッゲー清々しい気分だぜ。まるで正月におろしたてのパンツをはいたようによぉ~。」

真樹「知らんがな」

悠「まぁ、制裁はするんだけどな。」

マリア「どうして!どうしてそんなことができるんだぁァ!」

ともき「自業自得なところもあるだろ」

マリア「そうでしょうか?」

福太郎「多少はね」

真樹「ちなみに制裁内容は?」

悠「尻を叩く。力いっぱい、叩く。」

マリア「シンプルなのにそれが逆にすっごい怖いですね。やめてもらっていいですか?」

悠「頬でもいいんだぞ?」

マリア「えー、ガチビンタとか引くじゃないですか」

悠「じゃあ、やっぱり尻だな」
パァン!
マリア「ぴゃっ!」

ともき「いい音したなぁ……。っていうか、ホントにやったな」

悠「「尻を叩く」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!」

福太郎「やっぱりすげぇやプロシュート兄貴は!」

マリア「おごごご……セクハラやら何やより、純粋にお尻がジンジンしている……。」

真樹「たぶん、手形に腫れてるだろうね」

悠「撫でてやろうか?」

マリア「うるせぇバーカ!」

福太郎「語彙力が下がっとるな」

悠「ははっ、小娘が吠えよるわ!」

マリア「おのれぇ……うらめしぃ……うらめしやぁぁぁ……」

真樹「怨念が溢れてる」

悠「ずいぶん怒ってるな何かあったのか?」

マリア「ええ、今さっき」

悠「何があったんだ?おれでよかったら話を聞くぞ」

ともき「このパターン前に俺にもやったよな?」

悠「おぼえてますん」

ともき「どっちだよ。」

マリア「とりあえず私も一発叩かせてくれませんか?腹の虫がおさまらないので」

悠「尻を?」

マリア「眼球を」

悠「おれも仕返しに眼球ぶん殴るぞ」

マリア「仕返しは新たな仕返しを生む……よくない。」

悠「そうだな。はい、小鳥遊お勉強問題!2015年受賞。日本人。ニュートリノに質量がある事を証明した学者は?」

真樹「やしきたかじん」

福太郎「カジキリョウタ」

マリア「あー、尻が痛い……」

ともき「梶田隆章」
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