ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9

ーラスタ・ラヴ(5/6/夜)-

悠「ああ、なんてことだ……雨だ。雨が降ってやがる……冷えて、身体が……氷点下は……」

ともき「氷点下ではない」

悠「氷点下は全てを停止させる!ホワイトアルバム!」

福太郎「根掘り葉掘りって言葉の葉掘りでめっちゃキレそう。」

吉音「どんな風に?」

悠「『根掘り葉掘り』……ってよォ~~~~『根を掘る』ってのはわかる……スゲーよくわかる 根っこは土の中に埋っとるからな……だが「葉掘り」って部分はどういう事だああ~~~~~~っ!?葉っぱが掘れるかっつ──のよ───────ッ!ナメやがってこの言葉ァ超イラつくぜぇ~~~~~ッ!!葉っぱ掘ったら裏側へやぶれちまうじゃねーか!掘れるもんなら掘ってみやがれってんだ!チクショ────ッ!」
ガンッガンッ!
金剛「おい、人を殴るな」

悠「おれの手の方がいた感だからな!!」

金剛「なんで殴られた側の俺がキレられてんだ…。」

悠「ギアッチョは生きづらい性格してるよな。」

摩耶「ジョジョに出てくるひと達は高確率で生きにくいか、かなりの重みを背負ってるよね。」

悠「おれも背負いたい」

優日「チープトリック?」

悠「振り向けなくなるから却下」

摩耶「じゃあ、薪でも背負う?」

真樹「僕?」

悠「火にくべてやろうか?」

真樹「やめてよ!」

悠「マジシャンズレッドは許しはしない!」

優日「まぁ、許されないのは悠なんだけどね。」

吉音「可愛そう」

悠「おれを憐れむんじゃない!このっこのっ!」
モミモミ
吉音「こそばゆい」

ともき「なんで太ももを揉んでんだ」

悠「ლ(´ڡ`ლ)」

優日「殴りたい、あの横っ面を……金剛さん、お願いします。ほほ骨砕くぐらいの力でお願いします。」

金剛「……」
ガタッ

悠「座ってろ!」

摩耶「なら、僕が」
ベシッ!
悠「くっハァ…ハァ…くう………ハァーオ、オレは何回死ぬんだ!?次はど……どこから……い…いつ 「襲って」 くるんだ!?オレは!オレはッ! オレのそばに近寄るなああーッ」

ともき「わりと余裕あるだろ」

悠「あるのは……覚悟だ。明日「死ぬ」とわかっていても「覚悟」があるから幸福なのだ「覚悟」は「絶望」を吹き飛ばすからだッ!」

ともき「うるせぇっ!」

悠「それにしても雨降ったせいで寒いのはホントなんだよ。吉音の太ももを揉んであったまらないと」
モミモミ
吉音「あったまる?」

悠「心が……心が……叫びたかっているんだ。」

ともき「心と関係なく叫んでんだろお前」

悠「ふひひ、ぬくぬくやわらか、たまらんなぁぁ!はい、小鳥遊お勉強問題!1973年受賞。日本人。半導体におけるトンネル効果を発見した学者は?」

摩耶「そろそろ悠君は指とか千切った方がいいんじゃないかな」

金剛「折るぐらいにしといてやれよ」

真樹「痴漢で捕まらないかなぁ。」

優日「もっと重い容疑で捕まえるべき」

悠「言いたい放題か。吉音、なんとかいってやってくれ。」

吉音「なんかお腹すいちゃった」

優日「分かる!」

悠「にっこり。」

福太郎「あ、これでええんやね。」

ともき「江崎玲於奈」
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