ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9

ーラスタ・ラヴ(4/24/夜)-

悠「昨日は流石に熱く語りすぎちゃったな反省反省☆」

ともき「ぜったい反省してないだろ」

マリア「何について熱く?」

福太郎「鮫」

マリア「あっ(察し)」

悠「聞きたかったろう?」

マリア「ぜんぜん。」

悠「遠慮か?」

マリア「本気で嫌がってるんですから、そこは察してくださいよ。鮫映画なんてカスですよ。」

悠「……あ?」

マリア「なんでちょっとキレてるんですか!!」

真樹「珍しくマリアちゃんが起こってるじゃん」

悠「おれだって鮫映画をカスとかいわれて憤慨してんだよ!ちゃんとクソ映画っていえ!!」

ともき「そこかよ」

悠「それでもなぁ!おれはなぁ!見てんだよ!定期的に新しい鮫を見てんだよ!80分も!貴重な時間を費やしてんだよ!吐き気を催すような邪悪!それが鮫映画なんだよ!」

ともき「いや、見るなよ。」

真樹「ホントに」

悠「おれが見なきゃ……おれが見なきゃ誰が見るっていうんだ!!」

福太郎「コアなクソ映画ハンターはおるし一定数の人は見るんちゃうかな。」

悠「ああ、よかった……これで……眠れる……。」

マリア「突然の死!」

福太郎「魂が空に投影されて親指立てそう」

悠「その血のさだめェェェ!」

ともき「うるせぇ」

悠「まぁ、死なないんですけどね。」

マリア「塩とかをかけたら浄化しませんかね。」

悠「潮を…」

ともき「黙れ」

真樹「でもさ、そんな映画見て辛くない?」

悠「辛いよ」

真樹「即答されても困る」

悠「でも、いい映画も見るぞ。ドント・ブリーズとか」

マリア「どんな映画ですか?」

悠「若者三人が元軍人の盲目なじいさんの家に強盗に行く話」

ともき「いい要素が全くない」

悠「あ、イイっていうのは感動とかそういう意味でなくてちゃんとしたサスペンスって意味な。」

福太郎「あれもうレンタルやっとるんやね。」

悠「ああ、やや粗はあるけどまとまってるし善であったり悪であったりして一筋縄ではいかない人物ばかりで盲目爺も怖いけど、それが飼ってる犬のが怖かったり、伏線が巧妙なのが良かった。ただ思っていたよりハラハラ感が少なかったのが残念だな。良作だ。」

ともき「そういうのでいいんだよ」

悠「まぁ、鮫の後に見たら大抵は何でも面白くなるんだけどな。」

福太郎「せやろな」

悠「だから、鮫連投はやめといた方がいいぞ自分の中で何かが壊れるから」

ともき「見ねぇよ」

悠「一緒沼に沈むんだよ。はい、小鳥遊お勉強問題!1910年受賞。オランダ人。気体の状態方程式PV=nRTの拡張版、分子間力の1つ○○力に名前を残した人は?」

福太郎「ファンです」

マリア「ワックス」

真樹「ヨーデルヨーデル」

ともき「ファンデルワールス」

福太郎「そいやツールちゃんは?」

悠「ゆうな達に貸した。」
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