ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9
ーラスタ・ラヴ(4/23/夜)-
悠「ツールちゃんでアキネーターごっこできないかな。」
ともき「アキネイターってなんだ?」
優日「ある物想像をして質問に答えていくと、想像したものを当てる魔神」
福太郎「それはアキネイターでやったらアカンのかな?」
悠「福ちゃんはたまにドキツイツッコミを入れてくれるなぁ。」
駒狸「血圧の測定とかはできませんか?」
ともき「それは普通に専用機材がいるんじゃ……。」
悠「おれは個人情報を引っ張られたからそういうのは遠慮したい」
摩耶「かなり爆笑」
悠「笑えないんだよなぁ」
福太郎「……けど、ツールちゃん、なんか静かちゃう?」
悠「映画見始める前は喋ってたんだけどな」
ともき「映画?」
悠「もうすぐゴルウィ10連打ぁァだろ?だから来るべき日のために映画のDVDを仕入れといたんだ。休みの日の映画漬けって最高だからな」
真樹「いいね、いいね。お菓子と飲み物いっぱい用意してね。」
ともき「……ちなみに何の映画だ?」
悠「ゾンビシャーク感染鮫」
「「「……」」」
悠「どうした、なんだ、この空気……あ、分かった。みんなも気になるんだろ!この鮫映画が!」
ともき「ちげーわ。鮫映画はやめろよっ!!」
悠「なんでだよ!みんな大好きだろ鮫映画!」
優日「悠が求める面白さとみんなが求めてる面白さには大きな違いがあるんだよなぁ。」
悠「そんな違いないだろ。」
摩耶「じゃあ、聞くけど面白かった?」
悠「ニッコリ」
福太郎「電子のような悪魔の笑顔」
ともき「120%悪魔ですよ。」
悠「じゃあ、語ろうか。鮫映画という腐敗の墓所で毒性の強い正気を放つ逸品を本編を観賞した視聴者の目が攻撃色に変化する特異な現象から法で裁けなかった罪に例えられたスタジオのデブリが送る人造兵器、ゾンビシャークの話を」
ともき「既に言ってることがダメなんだが」
悠「大丈夫、大丈夫。きわめて何か生命に対する侮辱を感じるだけだから」
摩耶「何も大丈夫じゃない定期」
悠「ゾンビシャークは2016年8月に発売した鮫映画の一本だ。偶然にも同じときにドルフ・ラングレン処刑鮫やロボシャークVSネイビーシールズという別種の鮫映画が何本も完璧に時期を重ねて発売した結果、当時レンタルショップの新作コーナーに意味不明なタイトルの鮫映画が無駄に三本も充実しているという空前絶後に価値のないジャックポットを達成していた。当時を知る人間として記録を残しておきたいな。」
ともき「残さんでいい」
福太郎「同時期に謎鮫三つは濃いなぁ。」
悠「冒頭の舞台は陽気な酒場で姉妹の店員である姉のアンバーと妹のソフィーに二人の職場の同僚だが脇役罪で死刑が確定している美女のブリジット。最後にアンバーの彼氏であるジェンナーという青年の四人は週末にレッドプラム島という名前の鮫映画という題材には極めて都合のいい田舎のリゾート地に行く計画を立ていた。」
ツール(仮)【片道切符で構わんぞ。七割五分は死ぬからな。】
優日「おー」
悠「終末に出発した四人は地元から離れた観光施設に到着する。」
ツール(仮)【この場合の観光施設は墓場の類義語に位置します。】
悠「同時にジェンナーは最後のチュッチュを済ませて鮫映画の死亡ルートに入る条件を満たすぞ。」
ツール(仮)【エンディング№1性的な行為は危険を回収しました。】
悠「一同はキャビンで手続きを済ませてビーチに向かうと不審な傷痕を持つ鮫の死体が出先の浜辺に転がっていたのでジェンナーは記念に「巨大な生物と一緒に写真を撮る」という鮫映画の完全自殺マニュアルに挑戦。」
ツール(仮)【自撮りは遺影に使ってやるよ】
悠「だが突然鮫の死体がきわめて何か生命に対する侮辱みたいな動作を始めると油断していたジェンナーを捕食、追加で地元の保安官まで殺害したので一同は大混乱に陥る。つづけて大嵐が来るので救助が遅れるとかボートのキーを持つジェンナーが食われたので孤島から脱出する方法がないとか……」
ツール(仮)【食われた後までしっかり活躍】
「じっちゃんの名にかけてる少年とか見た目は子供頭脳は大人な少年と出あいそうな状況に突入したのでアンバーが無線ㇹ使って必死に叫ぶと近くで極秘の研究をしていた軍部が偶然にも通信を傍受、実は軍部が試作していたきわめて何か生命に対する侮辱を感じる薬品の影響ですでに死んでいる故に死なないというゾンビシャークが誕生したと一同は把握。とはいえ水辺に寄らなければ基本は安全なんだけどな」
ツール(仮)【一応設定としては呼吸の必要がないゾンビシャークは陸上の移動も可能といわれてますが本編では水辺の範囲でしか活動を行いません。】
福太郎「ガバガバですやん」
悠「安置で待機してると作品が持たないから前半は人命救助とか適当な理由を作って素人の登場人物が率先して水辺によるわ後半はゾンビシャークから感染した普通のゾンビヒューマンの登場で水辺から離れたり陸地にも危険が伴うわ緊張感は乏しいが危機的状況に果たして生存者はゾンビシャークから逃れられるのか……というのが本作の概要だ。」
ツール(仮)【作品の目玉はもちろんゾンビシャークの存在】
悠「爆破した鮫の頭部が人類を襲うゾンビの能力を生かした一部の演出は新種の鮫映画としてユニークでよかったかなと思う。思いたい。思うんだ!」
優日「言い聞かせだした」
ツール(仮)【とはいえゾンビシャークに噛まれると人間も感染するという設定はラストを除いてゾンビヒューマンの存在を活用している場面が極端に少ないので存在意義が死んでいるのとゾンビシャークやゾンビヒューマンの出番を減らして頻繁に家族愛や姉妹愛の描写を挟んだわりに最後のゾンビヒューマンで水泡に帰す一転して後味の悪い決着の仕方は「色物の鮫映画なら大味も当然」とか「ゾンビ映画での凄惨な結末は定番」……という一定の理解を踏まえたうえで……鮫とゾンビだけに噛み合わなかったんだなって】
ともき「えっ?」
福太郎「上手いやん」
悠「ただ、作品として最後まで見るのが苦痛……という系統の欠点とはさすがに異なるのと主要人物の個性も意外といいから全体的に低予算な空気感と結末を完全に無視したなら良作だぞ。」
優日「制約と契約が重すぎるんだよなぁ。」
摩耶「その二つを我慢できるならたいていのものが良作なんだよねぇ」
悠「でもほら、この通り急に饒舌になるほどツールちゃんも気にいってくれてるし」
ツール(仮)【……チッ】
真樹「AIが舌打ちしてる」
摩耶「これはターミネーターみたいなのが生まれるのも仕方ないね。」
ともき「とりあえず、悠は一度本気で謝れ」
悠「嫌だっ!はい、小鳥遊お勉強問題!1907年受賞。アメリカ人。光線を2つ……」
ツール(仮)【マイケルソン】
悠「の経路に分割させた精密光学機器○○の干渉計に名前を残した人……おい」
福太郎「ささやかな反乱」
悠「ツールちゃんでアキネーターごっこできないかな。」
ともき「アキネイターってなんだ?」
優日「ある物想像をして質問に答えていくと、想像したものを当てる魔神」
福太郎「それはアキネイターでやったらアカンのかな?」
悠「福ちゃんはたまにドキツイツッコミを入れてくれるなぁ。」
駒狸「血圧の測定とかはできませんか?」
ともき「それは普通に専用機材がいるんじゃ……。」
悠「おれは個人情報を引っ張られたからそういうのは遠慮したい」
摩耶「かなり爆笑」
悠「笑えないんだよなぁ」
福太郎「……けど、ツールちゃん、なんか静かちゃう?」
悠「映画見始める前は喋ってたんだけどな」
ともき「映画?」
悠「もうすぐゴルウィ10連打ぁァだろ?だから来るべき日のために映画のDVDを仕入れといたんだ。休みの日の映画漬けって最高だからな」
真樹「いいね、いいね。お菓子と飲み物いっぱい用意してね。」
ともき「……ちなみに何の映画だ?」
悠「ゾンビシャーク感染鮫」
「「「……」」」
悠「どうした、なんだ、この空気……あ、分かった。みんなも気になるんだろ!この鮫映画が!」
ともき「ちげーわ。鮫映画はやめろよっ!!」
悠「なんでだよ!みんな大好きだろ鮫映画!」
優日「悠が求める面白さとみんなが求めてる面白さには大きな違いがあるんだよなぁ。」
悠「そんな違いないだろ。」
摩耶「じゃあ、聞くけど面白かった?」
悠「ニッコリ」
福太郎「電子のような悪魔の笑顔」
ともき「120%悪魔ですよ。」
悠「じゃあ、語ろうか。鮫映画という腐敗の墓所で毒性の強い正気を放つ逸品を本編を観賞した視聴者の目が攻撃色に変化する特異な現象から法で裁けなかった罪に例えられたスタジオのデブリが送る人造兵器、ゾンビシャークの話を」
ともき「既に言ってることがダメなんだが」
悠「大丈夫、大丈夫。きわめて何か生命に対する侮辱を感じるだけだから」
摩耶「何も大丈夫じゃない定期」
悠「ゾンビシャークは2016年8月に発売した鮫映画の一本だ。偶然にも同じときにドルフ・ラングレン処刑鮫やロボシャークVSネイビーシールズという別種の鮫映画が何本も完璧に時期を重ねて発売した結果、当時レンタルショップの新作コーナーに意味不明なタイトルの鮫映画が無駄に三本も充実しているという空前絶後に価値のないジャックポットを達成していた。当時を知る人間として記録を残しておきたいな。」
ともき「残さんでいい」
福太郎「同時期に謎鮫三つは濃いなぁ。」
悠「冒頭の舞台は陽気な酒場で姉妹の店員である姉のアンバーと妹のソフィーに二人の職場の同僚だが脇役罪で死刑が確定している美女のブリジット。最後にアンバーの彼氏であるジェンナーという青年の四人は週末にレッドプラム島という名前の鮫映画という題材には極めて都合のいい田舎のリゾート地に行く計画を立ていた。」
ツール(仮)【片道切符で構わんぞ。七割五分は死ぬからな。】
優日「おー」
悠「終末に出発した四人は地元から離れた観光施設に到着する。」
ツール(仮)【この場合の観光施設は墓場の類義語に位置します。】
悠「同時にジェンナーは最後のチュッチュを済ませて鮫映画の死亡ルートに入る条件を満たすぞ。」
ツール(仮)【エンディング№1性的な行為は危険を回収しました。】
悠「一同はキャビンで手続きを済ませてビーチに向かうと不審な傷痕を持つ鮫の死体が出先の浜辺に転がっていたのでジェンナーは記念に「巨大な生物と一緒に写真を撮る」という鮫映画の完全自殺マニュアルに挑戦。」
ツール(仮)【自撮りは遺影に使ってやるよ】
悠「だが突然鮫の死体がきわめて何か生命に対する侮辱みたいな動作を始めると油断していたジェンナーを捕食、追加で地元の保安官まで殺害したので一同は大混乱に陥る。つづけて大嵐が来るので救助が遅れるとかボートのキーを持つジェンナーが食われたので孤島から脱出する方法がないとか……」
ツール(仮)【食われた後までしっかり活躍】
「じっちゃんの名にかけてる少年とか見た目は子供頭脳は大人な少年と出あいそうな状況に突入したのでアンバーが無線ㇹ使って必死に叫ぶと近くで極秘の研究をしていた軍部が偶然にも通信を傍受、実は軍部が試作していたきわめて何か生命に対する侮辱を感じる薬品の影響ですでに死んでいる故に死なないというゾンビシャークが誕生したと一同は把握。とはいえ水辺に寄らなければ基本は安全なんだけどな」
ツール(仮)【一応設定としては呼吸の必要がないゾンビシャークは陸上の移動も可能といわれてますが本編では水辺の範囲でしか活動を行いません。】
福太郎「ガバガバですやん」
悠「安置で待機してると作品が持たないから前半は人命救助とか適当な理由を作って素人の登場人物が率先して水辺によるわ後半はゾンビシャークから感染した普通のゾンビヒューマンの登場で水辺から離れたり陸地にも危険が伴うわ緊張感は乏しいが危機的状況に果たして生存者はゾンビシャークから逃れられるのか……というのが本作の概要だ。」
ツール(仮)【作品の目玉はもちろんゾンビシャークの存在】
悠「爆破した鮫の頭部が人類を襲うゾンビの能力を生かした一部の演出は新種の鮫映画としてユニークでよかったかなと思う。思いたい。思うんだ!」
優日「言い聞かせだした」
ツール(仮)【とはいえゾンビシャークに噛まれると人間も感染するという設定はラストを除いてゾンビヒューマンの存在を活用している場面が極端に少ないので存在意義が死んでいるのとゾンビシャークやゾンビヒューマンの出番を減らして頻繁に家族愛や姉妹愛の描写を挟んだわりに最後のゾンビヒューマンで水泡に帰す一転して後味の悪い決着の仕方は「色物の鮫映画なら大味も当然」とか「ゾンビ映画での凄惨な結末は定番」……という一定の理解を踏まえたうえで……鮫とゾンビだけに噛み合わなかったんだなって】
ともき「えっ?」
福太郎「上手いやん」
悠「ただ、作品として最後まで見るのが苦痛……という系統の欠点とはさすがに異なるのと主要人物の個性も意外といいから全体的に低予算な空気感と結末を完全に無視したなら良作だぞ。」
優日「制約と契約が重すぎるんだよなぁ。」
摩耶「その二つを我慢できるならたいていのものが良作なんだよねぇ」
悠「でもほら、この通り急に饒舌になるほどツールちゃんも気にいってくれてるし」
ツール(仮)【……チッ】
真樹「AIが舌打ちしてる」
摩耶「これはターミネーターみたいなのが生まれるのも仕方ないね。」
ともき「とりあえず、悠は一度本気で謝れ」
悠「嫌だっ!はい、小鳥遊お勉強問題!1907年受賞。アメリカ人。光線を2つ……」
ツール(仮)【マイケルソン】
悠「の経路に分割させた精密光学機器○○の干渉計に名前を残した人……おい」
福太郎「ささやかな反乱」