ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9

ーラスタ・ラヴ(4/18/夜)-

悠「すげーあたたたたかいな。」

ともき「「た」が多すぎる。」

悠「田舎かな?」

ともき「その田じゃない」

悠「そんなことより最高気温更新が続いてるらしいぞ。ぐぶぶぶ。」

ともき「どんな笑い方してんだ」

マリア「猫が喉鳴らしてるみたいな音しましたね。」

悠「可愛かっただろ」

マリア「今の発言で唾吐きかけてやりたくなりました。」

悠「口で受け止めて飲み込んでやるよ」

マリア「ひぇっ」

ともき「気持ち悪いんだよ!」

福太郎「今、素の「ひぇっ」が出たな。」

マリア「私も色々と怖い目にあってきましたけど今のはそれらの経験をやすやすと凌駕しますね。」

悠「お熊さんのすっぴんとどっちが怖い」

マリア「それはお熊さんのすっぴんです。」

福太郎「それはそれでぶっちぎり何やね。」

真樹「化けて粧(よそおう)と書いて化粧だから」

悠「女は怖い……お熊さんは女じゃねぇから!!」

ともき「なにひとりで騒いでる。」

悠「ちゃんと訂正しとかないとおれの中で何かが壊れる気がして」

福太郎「バグかなんかかな?」

悠「それよりも毎日ポカポカモードでおれの心もぽかぽかだ」

マリア「脳味噌とか大丈夫ですか?」

悠「別に暑さで腐っちゃいねぇよ」

ともき「俺としては今からそんな暑くなってたら夏が怖いんだけど」

悠「考えるな、感じろ」

ともき「うるせぇ」

悠「一蹴されたでござる」

福太郎「実際に蹴られんで良かったってことで」

悠「確かに」

マリア「寅さん呼びます?」

悠「呼ばんでいい。っか、どうして優日といいお前らはすぐに寅を呼ぼうとするんだ?」

マリア「喜んで悠さんを蹴るじゃないですか」

悠「人を喜んで蹴っ飛ばしてる時点で問題があるよな」

ともき「お前が言うな定期」

悠「おれは喜んで蹴ったりしてない、自衛のため仕方なく拳を振るうんだ」

真樹「嘘っぺぇ」

悠「……」
ゴスッ
真樹「ぎゃんっ!」

マリア「どこが自衛のためなんですかねぇ」

悠「うるせぇっ!ムカつくやつは殴るんだよ!」

マリア「正体現したわね!」

悠「お前も頭を押さえつけて塩を振ってやろうか!」

ともき「なんの行為だよ」

福太郎「塩の極み」

マリア「目が溶けちゃう!」

ともき「溶けはしない」

マリア「取れちゃう?」

ともき「お前の目はどうなってんだよ。」

悠「はい、小鳥遊お勉強問題!磁場内で電流と力のそれぞれの向きの関係を示す左手の法則を発見した人は?」

福太郎「プレイング」

真樹「プレーリードッグ」

マリア「フラミンゴ!」

ともき「フレミング」
11/100ページ
スキ