ー談話ーラスタ・ラヴへようこそ【Ⅳ】9

ーラスタ・ラヴ(4/12/夜)-

悠「いや……?」

稲葉「……を使って」

悠「なら……に」

稲葉「お金が……」

悠「……騙して」


ともき「あっちで悪人と変態が何か話し合ってるぞ」

摩耶「どっちがどっち?」

真樹「それ説明要る?」

ラム「老酒でも飲まないとやってらんないわ」

福太郎「ジュースにしといた方がええんちゃう?」

ラム「なんでじゃい!」

千世子「千世子はジュースがいいのだ。ところでラオチューってなんなのだ?」

摩耶「老酒は中国の代表的な穀類醸造酒だよ。」

優日「いいよね。老酒、甕一杯飲みたい」

ラム「一般にもち米、とうもろこし、粟などを原料にした紹興酒のうち長年貯蔵されたもの老酒というわ。」

金剛「俺はあれ、何か悪酔いしそうで苦手だ」

摩耶「金剛君はビールとかが好きだもんね」

優日「ビールもいいね。ダースで飲みたい」

ラム「……うわばみがいるわね。」

千世子「ただのウワバミじゃなくてオロチレベルなのだ。」

優日「福太郎さんだね」

福太郎「俺、コップでビール数杯で限界の下戸やで。」

優日「それはたいへんだ。私が全部飲んであげますよ。」

福太郎「利用されとる気がするけど俺的はどうぞどうぞ」

ラム「何でもいいから濃い酒持ってきなさい!」

金剛「なんでそんな荒れてんだ、この子」

福太郎「ラジオに無理やり拉致られたんが尾を引いて」

摩耶「そのぐらいでそんなに怒らなくてもいいのに」

ラム「普通に呼ばれていくならいいけど問答無用に縄で縛られて連れてかれたのに腹が立ってるのよ!!」

福太郎「ちなみに俺は手錠やったわ。」

千世子「担がれてたのだ。」

ともき「一歩間違えれば通報もんだな」

摩耶「ユーチューバーか何かと思われるしセーフじゃない?」

金剛「だとしても、そんなもん通報だろ」

優日「なんか横断歩道をベッドで横断して警察が動いてるユーチューバーいるみたいだね。」

金剛「何がしたいんだソイツ…」

福太郎「面白くありたいんちゃうかな」

ともき「迷惑をかけてる時点でダメだよな」

悠「まったくだな」

稲葉「まったくね」

ともき「お前らもひとの事は言えんだろ」

悠「おれはそんな大々的に迷惑になるような面白さは求めない」

ラム「私には十分かかってるんだけど迷惑が」

悠「……はい、小鳥遊お勉強問題!蓄音機、電球、発電機で名を残した人は?」

ラム「無視してんじゃない!」

福太郎「エンジン」

優日「塩素」

摩耶「エンゾノオー」

ラム「……エジソンでしょ」

千世子「Zzz」

金剛「寝ちまってるぞ」

悠「また担いで運ぶか」

ともき「今度こそ逮捕されるぞ」
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